文庫版 百器徒然袋 風 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2944
感想 : 201
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  • Amazon.co.jp ・本 (842ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758628

感想・レビュー・書評

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  • 一つ目の話で挫折。これ以上は無理。
    中編集なのでそこまで長くないはずなのに、めちゃくちゃ長く感じる。

  • 雨に続き、大変おもしろかったです。

    ラストがすごーーーーくよかった!
    榎木津も人間らしいところがあるんじゃないか、と(失礼)
    じんわりしました。

  • 面白かったぁ!絶対無敵の榎木津。快刀乱麻の活躍だけれども、刀というより鉈でバッサバッサと薙ぎ払う様が爽快・痛快で楽しい。

  • はぁー面白かった。
    やっぱり榎木津礼二郎さんは、豪快だわね☆

    百鬼夜行シリーズを一通り読み終わった後だから、尚更このちょっと軽い感じが、たまらない♪

    あの、京極堂こと中禅寺明彦さんでさえ、なんだかちょっと軽めで
    めちゃくちゃ楽しんでる感じがまたいいのよね~

    そろそろ本編が読みたいなぁって感じ。
    早く新刊でないかしら?

  • 榎木津と下僕達の中編三篇を収録。
    容姿端麗・喧嘩鬼強・天下無敵の名探偵 榎木津大明神閣下がカッコよすぎてウケる。
    次はいさま屋が主役の話が読みたい。

  • いやはやユカイツーカイ娯楽小説ですな。ハチャメチャなのに理路整然としているというのが、なんとも素敵に面白い。それより何より仕掛けも伏線も何もかも破壊してしまう榎木津の暴れっぷりが、ある意味快刀乱麻なのかも知れませんが。
    本編より軽く(いや本自体は重いが)読めるので、ただただ笑うのみ。実は変わったことに益田がお気に入りなので、その部分でも楽しめました。

  • まさかの凡ミス、榎木津探偵のスピンオフはこれの前に1つあったのにこれを読んでしまった。
    それでも十二分に楽しめた。探偵の破天荒な振る舞いはそれはもう痛快で、節々で笑ってしまった。振り回されまくる本島くんは好きなキャラクターだな。そしてラストに表れる榎木津の意外な一面、さらに好きになった。粋だよ探偵。探偵になりたい。
    京極堂シリーズを読み進めてきた人においては、丁度良い箸休めになるような作品かも。

  • 電車で読んでは駄目です。笑う。

    これの為に百鬼夜行シリーズがあると言っても過言では無い。えのさんの面白さと痛快さは天下一品。

    にゃんこだのお腹ぺこぺこのぺこちゃんだだの、この人の言動はもう何でこんなにおかしいんだろう。

    気持ちよく読めるし、「僕」に対するツンデレ具合も可愛いし、カッコイイところはカッコイイし、えのさんの魅力満載。

  • 久しぶりの京極先生の作品。相変わらず榎木津さんは素敵でした。
    私は百鬼夜行シリーズをまだ狂骨の夢までしか読めていないので、知らない事件の話題が途中でてきましたが、特に大きな問題もなく大変面白く読みました。このシリーズを順番通り読むときにまた読み返したい。
    身勝手なのだけれど榎木津さんの中ではまっすぐ筋が通っていて、いやはや本当に素敵。あとがきにあったラジオドラマ聞いてみたいなー

  • 京極本にしては、アッサリと読めた。
    すんげー面白いってわけじゃないけど、普通に楽しめる。
    榎木津好きの人には、たまらない本ですな。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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