『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1530
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062761468

感想・レビュー・書評

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  • 本屋さんで、「一回読んだだけで犯人が理解できたら、あなたは相当すごい」みたいな謳い文句を掲げてあったので、気になって購入。
    結論から言うと、一回読んだだけで、しかも解説サイト等を見ることなく犯人が理解できたら相当すごい人だと思う。
    とてもよくできた構成だけど、よく出来すぎていて腹が立つくらい。

  • 2014年読了

  • 久しぶりに推理小説読んでみました。

    クローズドサークルで古典のオマージュ作品で物理トリックもありで、一日で読んでしまいました!

    話の展開的には?なところが多いですが、犯人は誰か?というこの本全体に影響しているトリックも個人的には好きなものでした!

  • 人に勧められて読みました。

    読了はずっとまえなのでもうなんとなくしか覚えておりませんが、個性豊かなキャラクタたちに惹かれた記憶があります。ラストはへー、という感じでした。まったく気付きませんでした。

    ストーリーも面白いですが、細かい描写がツボにハマりました。この作者さまの他の本も手にとって見たいと思います。

  • 読了後の第一感想は、「だから登場人物一覧がないのか」。
    非常に作り込まれた作品。
    ただ、舞台が少々奇抜で、動機も個性的、更に最後まで消化不良感のある問題も残されているので、好みはキレイに二分化されそうな印象です。

  • 続きが気になり一気に読めた。結末にも割と満足。

  • 全然気付いてなかった。気持ち良く騙されてしまいました。
    こういう「読むからこそ謎」という作品に出会えると嬉しくなります。
    充実した読書時間を過ごせました。でも悔しい。すごく。
    気付いていたら読んでいる時の気になる部分も違うと思うので、じっくり再読しようと思います。

  • 2011/2/14

  • ※久しぶりの辛口( ´・ω・` )

    ここまでツッコミどころの多いミステリは久しぶり。サービス過多だなあ…どこか清涼院流水を彷彿とさせる、過剰な装飾とキャラ造形です。良くも悪くも【メフィストらしい】作風ですね( ^ω^ )これぞ!

    ◎ツッコミたい点その1…会話の内容や展開が不自然。
    【ある目的を達成する為に孤島に集められた探偵達】という前提だけで、「俺たち死んじゃうかも〜」という発想に簡単に結び付けるのがちょっと頂けません。
    そして実際に人が死んでいっても悠長な会話。その割に、探偵の一人が「皆殺しにしてやる!」というビックリな展開。あまりに不自然な感情の動きに、最後まで違和感を拭い切れませんでした。

    ◎ツッコミたい点その2…無理のあるトリック案に唖然
    ファンタジーみたいなトリックを得意げに述べるのはまだしも、「このトリック案を考える探偵ならこう推理展開する筈」という犯人の恣意性が強すぎます。
    こじつけ強いなあ、と苦笑せざるを得ません…(汗

    ◎上記2点の欠点を補い得る衝撃のラスト…これはスゴい。完全に騙されました。中盤で突然現れた違和感のある訴えに、しっかりと答えてくれる解答です。

    だけど読んでる時の感触と後味の悪さを鑑みて、星は二つなんだぜ\(^o^)/←


    アリスミラーと呼ばれる秘宝を手に入れる為、城に招待された探偵達。【鏡の国のアリス】の見立てが施された異様な建物の内部で、彼等は次々と殺されていく。
    出入り不可能な小さな扉の部屋で殺された者、犯罪現場から消失した犯人、そしてパニックに陥る探偵達の取った行動が導き出す、衝撃の結末とは…。

  • 密室殺人ゲームからの流れで、ミステリーのカリカチュアライズされた世界を読みたくなったので。

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著者プロフィール

2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー。代表作として、デビュー作に端を発する一連の〈城〉シリーズなどがある。

「2022年 『月灯館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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