- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062761468
感想・レビュー・書評
-
記録
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古城と聖堂を押し込めて圧縮したような混沌建築「アリス・ミラー」城が建つ孤島に、依頼者とともに集められた探偵たち。「アリス・ミラー」を手に入れられるのは、最後まで生き残った人間のみ。チェスの駒とともにひとりづつ消えていく探偵たち、密室殺人の謎。
用意された舞台、鏡の国のアリスとチェス、探偵たちの蘊蓄。トリックテンコ盛り、慣れた人たち向けかも。 -
首をかしげるところもあったけど二度読みたくなる叙述トリックにやられました。小説版ダンガンロンパとかも機会があれば読んでみたい。
-
登場人物に魅力がなく退屈。
叙述トリックを成り立たせるためなのか、設定に無理がある
つまらなくて半分も読めなかった。 -
雪の降る孤島に複雑な形のお城、みんな大好きクローズドサークル!
散りばめられた気付きにくいトリックがお見事でした。
若干フェアじゃない気もしたんですがそれでも面白かったです。 -
読み終わると必ず「えっ?」どういうこと?
となる北山猛邦先生の城シリーズ第三弾です。
ぶっちゃけます。ネット解説を見るまで、全然トリックの意味が分からなかったです。解説を見て初めて「なるほど〜」と理解しました。
この作品に関しましては、まず最初に思ったのは「誰が主人公なの?」から入ります。各登場人物の視点から物語が進むため、終盤まで誰が主人公が全く分からなかったです。(ずっと主人公だと思っていた人物が最初の被害者でした。)
また、クルーズドサークスの中では滅多にないドタバタな展開のオンパレードでした。(そこがメイントリックの伏線でもあるからです。)
どう説明すれば分からないですが、とにかく読んでみて下さい!
意味が分からずともきっとあなたもメイントリックに仰天するはずです!