わたくし率 イン 歯ー、または世界 (講談社文庫)

著者 : 川上未映子

• 講談社 (2010年7月15日発売)

感想・レビュー・書評

[Kei Yamaguchiさんの感想 · 2024年2月29日]

存在とは。「在る」とは。考え始めたら止まらないよなあ

[こばさんの感想 · 2024年2月3日]

てつがくチャンネル

[さんちゃごさんの感想 · 2023年12月26日]

これはすごい。ほんとうにめちゃくちゃすごい本だった。
芥川賞を取った作品だけど、コンセプチュアルすぎることもなく、かといって平易な物語でもなく、独特の発想と鋭い着眼点を、小気味よいリズムで読ませる。連綿と紡ぐ能力が高くなければこの味は出せず、これが処女作であること、出身が音楽関係であることなど、驚きばかり。

[橙色の屋根さんの感想 · 2023年11月6日]

物語にも入り込め、「わたし」って何？と思いを巡らせることも出来る大好きな本。一気に３回読んだ。これかも読む。川上未映子氏にどっぷり浸かるきっかけになった本。

[mahiroさんの感想 · 2023年11月6日]

突拍子ない脳内語りとか哲学的テーマとか自我とか詩的文体とか、、、よく分からないけれど楽しめた。読み進めるうちに、徐々に不穏さが増していってまさにミステリー。語り手の思い込みや異常性はかなり怖いしはた迷惑だけれど、思うことは自由で避難所で。彼女の孤独や絶望が切なかった。

[0607yukiさんの感想 · 2023年11月5日]

よくわからなかった。

[Tomiokaさんの感想 · 2023年11月5日]

よくわからなかった。

[chi?さんの感想 · 2023年7月20日]

残念ながら、全く理解出来なかった。
何かが繋がるのかなと、最後にあっと驚く解決があるのかなと、頑張って(正直、途中とばしとばしで)最後まで読んだけど、全く理解出来なかった。
私の理解力の問題であれば、残念すぎるけれど。
青木との接触の部分で唯一、読みがいを少し感じたけれど、それ以外は、全く不解で、不快だった。

[ちくわさんの感想 · 2023年6月11日]

わたし、私、奥歯
怒涛でした、時間をおいてまた読み直します。
今は評価をするに値しないです。噛み砕けてなくて失礼なので

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2023年6月5日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/682411

著者プロフィール

大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン　歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。2019年、長編『夏物語』で第73回毎日出版文化賞受賞。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』など著書多数。その作品は世界40カ国以上で刊行されている。

「2021年 『水瓶』 で使われていた紹介文から引用しています。」