- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062770637
感想・レビュー・書評
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この作家さんとは本当に相性が良いなぁ。
冷たい校舎の〜のスピンオフの様な内容だけれども、読んでいなくても全く問題なく楽しめると思います。
実際私は登場人物ほぼ覚えておらず。
4編からなる短編集。どれも良い。
一番初めの表題作は心にグッときて、そして驚かされる。二度美味しい。
いやぁ、本当に辻村作品は良いなぁ。
冷たい校舎の〜を読んだ人は尚、読んでない人も
私の様に忘れた人も楽しめる作品だと思う。
パラパラーとでもいいから、冷たい校舎を再読しようかしら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先に冷たい校舎を再読して良かった!
主人公達のその後が描かれている本は大好物!
どれも胸の痛い話ではあったけど、皆自分をしっかり持っていて、めげない!勇気を貰える一冊。 -
ロードムービーのラストは衝撃だった…!
改めてちゃんと伏線あるなと。
『冷たい校舎の時は止まる』の登場人物が再登場していて、嬉しかった。
辻村さんの作品はこういうクロスオーバーみたいな仕掛けがあって楽しい。 -
読了。小学生の家出だったり、塾のバイトだったり、幼馴染の話だったり…の短編集。だけど、辻村深月マジックにやられました。「え⁈そういうこと⁈」っていう嬉しい驚きが心地よかったです。あー、これは再読必須です。
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2023年1冊目。5編から成る短編集ですが、是非「冷たい校舎の時は止まる」の後で読んでみてください。感動が倍増します。短編同士の繋がりもだし、冷たい校舎は〜からの繋がりも楽しめる一冊です。冷たい校舎は〜の彼らが頑張っていること、頑張ってきたこと、胸がじんとします。また本作のみの登場人物も、各々のフィールドで是非頑張って、と応援したくなります。最後の雪の降る道は号泣....辻村深月さんの描く子どものエピソードにはほんと弱いです。
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冷たい校舎…を読んでないのですが、スピンオフだとは全く知らず、本作に手を出しちゃいました。が、別に問題なく楽しめました。
自分の子供(小学生)も、傍目にはゲームの事しか考えてないように見えちゃうけど、実は色んな心の葛藤なんかあるのかぁーとしみじみ。