猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772211

感想・レビュー・書評

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  • いきなり落し物を踏んづけてしまう主人公って!
    …と思った読み始めでしたが、カチッカチッとピースがはまっていくような展開が気持ち良かったです。
    ドラマは見ていないのですが、まこと先生のルックスの描写の方が杏ちゃんに似ているような気がしたなぁ~
    三千代さんもカッコ良かったです。
    第2弾も購入済みです、非常に楽しみ。

  • 2012.6読了。
    テレビドラマを見ておもしろかったので購入。

  • 楽しく読めました。読み終えてから知りました、ドラマになってたんですね???、続編もたくさん、人気小説だったんですね!知らなかった、スミマセン。

  • ドラマ原作のなんか受賞作らしいです。もうドラマ化もしたみたいですが、そちらは未見。

    一人の冴えない弁護士が様々な問題を解決していく感じのお話なんですが、お見合い30連敗で冴えない風貌の・・・とやたら書かれていても装丁の絵がわりと爽やかなイケメンなのでどうもイメージがしっくりこない。(見てないけど)ドラマも「冴えない男という設定のイケメン俳優」がやったんだろうなあと確信。

    というかドラマ原作って往々にして地雷が多い・・・と覚悟しながら読んだんですが・・割と面白かったです。普通にさわやかなハートフルミステリという印象。ぎこちないながらも伏線も綺麗に張って回収して、という感じで気持ちよく読めましたし。
    続編もたくさんでてるので気が向いたら読んでみたいと思います。

  • 猫弁と呼ばれる、動物に関する案件を得意?とする百瀬法律事務所では、見合い30連敗を誇る代表、百瀬と、簿記3級持ってますと誇る事務、経理の不健全さに悩む補佐、そして百瀬が拾ったり案件解決の果てに押し付けられた猫11匹。

    帯見たときは日常ミステリーかと思ったけど、読み始めたら、ちょっと違った。
    高品質、高価格のシンデレラシューズの会長の葬儀の棺が霊柩車ごと盗まれ、その交渉に猫弁が呼ばれる。
    ペット不可のマンションで、堂々と猫を飼い、他の住人のペットから怖いものが移るのが嫌だから、マンションをペット可にしないでくれというむちゃくちゃな依頼だったり、猫に音楽を教えるよう依頼された大学生の相談だったり、あくというか、癖の強い人間がたくさん出てくるけど、結末まで、すんなりまとまっていて良かった。

    事務所のドアへのイタズラの犯人だけは不明だけど、それは次回への持ち越しなのか、猫弁への印象を強くするための記述だったのかは不明。

  • 消费税是五%的由。大家是英雄, 除了百瀬先生。

  • 伏線がうまいー!すーっと楽しく読めます。

  • これぞ、大団円!全て収斂されて、そしてそれらがまた温かくて。

    冴えない天才、百瀬さんが愛おしい。周囲の人たちの心持ちも愛おしい。

    大福さんと幸せになってほしい。

  • お見合い30連敗中の猫専門弁護士,母の葬儀で霊柩車ごと盗まれた靴メーカの社長,大阪から出てきて霊柩車を盗んだ売れないお笑いコンビ,それぞれが偶然に絡まっていく話。
    わざとらしいくらいに偶然が続く展開だが,最後のほっこり感がよかった。
    猫好きと,靴を大事に履く人に悪い人はいない。

  • 面白かった!
    そして最後は感動した。

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著者プロフィール

東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー、TBSでドラマ化もされた。著書に『赤い靴』、『通夜女』などがあり、「猫弁」「あずかりやさん」など発行部数が数十万部を超える人気シリーズを持つ。

「2022年 『犬小屋アットホーム!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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