- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062772211
感想・レビュー・書評
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第3回TBS・講談社ドラマ原作大賞
著者:大山淳子(1961-、港区、小説家)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第3回TBS・講談社ドラマ原作大正受賞作
猫弁の「幼少時の捨てられ」
何冊もあるから理由はそのうち語られるハズ
でも、最初は一冊だけの予定だったのでは? -
ミステリー、なんだろうか?
いや、非難しているわけではなくて。
かつてご近所の困りごと、猫屋敷問題を解決して、一躍有名になった天才弁護士、百瀬太郎。
ところが本人は全くさえない風貌で、その後も事務所に持ち込まれるのは案件よりも猫ばかり。
お見合いも目下三十連敗中。
そこにやっと持ち込まれた霊柩車ジャック事件。
その謎解きがこの作品のメインなのか――と思っていたら、軽く肩透かし。
120ページくらい読むと、この事件、だいたい先が読めてしまう。
百瀬が出会った靴磨きの老婆の素性も、だ。
そしてその予想は、割といい線を行うっていた。
そこがメインと思っていると、あっけなさすぎるのだ。
が、どうやら、本筋はそこばかりではなかったようで。
百瀬の嫁探しの方は、意外な顛末。
獣医のまこと先生じゃないのー???とびっくり。
こちらは見事にしてやられた。
その結末が、なかなかいい。 -
百瀬弁護士がとにかく好きです。靴をおとなしく買うところは思わず吹きました。いろいろなところから名言がパンチを効かせます。脚本家だと後から聞いて納得の生き生きとしたキャラ設定。散りばめられた伏線を最後にするすると拾うのではなく、これはこう繋がって…と百瀬より先にいろいろな想像ができていながら、足りないピースが出てくるのを待つドキドキ感。ラストに明らかになる真実や本音もとても素敵で読後感もとてもよかったです。軽いテンポのよいミステリが読みたいときにぴったりでした。続きも読みます。
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途中で断念しようとしましたが読んでたら楽しい!面白い‼︎最後は感動して泣いちゃいました、ドラマでラストは知っていたにもかかわらずf^_^;好きなシリーズになりました☆これまた途中で断念。おもしろくないわけではないのですが、おもしろい!わけではない。ドラマで実写化?されているのをみたことがあるので、いわゆる「ネタバレ」状態で読んだからかもしれません。普通です。ただ猫弁の百瀬の役は吉岡さんがぴったりだとは思いましたが。それだけでした。残念。
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スラスラ~読みやすくて、あっという間に読了!登場人物が全編に渡り、とても上手く繋がっていて、読んでいて感心してしまいました
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婚活中の弁護士百瀬、猫一杯の事務所、盗まれた霊柩車を探す依頼。
ペヤングばばぁみたい。死人も根っからの悪者もいなくて、人情味があって、ちょっとシュールな展開で。 -
雪猫がとても良かったので、ほかの作品も読んでみようかと。
面白かったし、じーんとくる場面もあり、良い作品だと思う。
このシリーズもっと読もう。
百瀬はわたし、かなりタイプだ笑