- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062879774
感想・レビュー・書評
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天皇陛下は、日本古来の宗教のシャーマンとして、いまでも神秘的な行事に深くかかわっているのだろうか? と疑問に思ったのがきっかけで、この本を手に取った。ひととおり読んでみて、想像以上の激務にびっくり。また、やはり神事にもたずさわっているご様子。というか天皇家にとって非常に重大な行事らしいので、そこのあたりをもう少しくわしく知りたいと思った。とりあえず知りたいことがわかったので満足。
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天皇陛下の全お仕事が、グラフやチャートや地図や実例と一緒に説明されていて、非常に興味深かった。
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天皇陛下のお仕事を事細かな説明した本。文章が淡々とし過ぎていて新書的な面白みに欠けますけど、その分内容はギッシリ。なかなか人に聞いても教えてもらえない事、ニュースでは省かれている部分について沢山学べます。読んでいて発見、静かな驚きの連続でした。少し読むのに時間が掛かりますが、内容としては良書という呼び方がピッタリな本です。
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非常にわかりやすく事実を教えてくれる良本だった。
天皇がしている仕事内容を丁寧に教えてくれる。
いかに自分がモノゴトを知らなかったかを教えてくれる。
この本を読んで感じたことは、「憲法に書かれている言葉の重さ」である。
日本国憲法 第1章 第1条
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」
この言葉の重さをすごく感じた。
特に【象徴】という言葉。
簡単に「天皇は象徴なんだ~」と言えるほど軽い言葉ではない。
国事行為、公的行為、その他の行為すべてに凡人が考えられもしない程深い意味を持っている。
仕事内容から「天皇」という存在に対して、日本国が込めたすさまじい思いを感じた。
一日本国民として、この存在を永久的に残していきたいと感じた。 -
天皇陛下は定年がないから大変ですね。
本当に予定がたっぷり埋まっているんだね。
国内関係が76%で、海外関係の仕事が24%。
両陛下での仕事が77%、陛下単独での仕事が23%。
天皇陛下がお出ましになる業務の中で、もっとも重要な仕事は、新嘗祭。
今生天皇はオセアニアとアフリカはまだご訪問されていない。
天皇陛下が海外を訪問するとなると大使館やら警察は大変。 -
三葛館新書 288.41||YA
天皇陛下の姿を私たちが目にするのは、たまにテレビで何かの式典に出席されている様子が映っているときくらいではないでしょうか。普段どんな生活をされているのかということは素朴な疑問です。本書は年間を通じてどんな生活をされ、どんな仕事をされているのかを細かく書いています。こんなに忙しく、気疲れしそうな仕事がたくさんあるのだと実感するでしょう。
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=53308 -
小沢幹事長の発言をきっかけに、天皇陛下の仕事に興味を持ったので。
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今までの天皇感がすっかり変わった。皇居の奥深くで祭祀に明け暮れているのかと思っていたら、何と仕事の多いことよ。「私的行為」なんかテニスくらい。「代休」も取れずに人と会いまくる。行幸啓に警察庁長官まで同行して、往復の飛行機にはその航空会社の社長が同乗していたとは。
ただ、文章は冗長ぎみ。「衆・参両院議長、最高裁判所長官、内閣総理大臣」という言い方が何十回も出てくるが、「三権の長」とまとめて言ってしまえば、350ページ超という新書としては大部にならずに済んだのでは。 -
以外に知らない皇室の日々の仕事や生活を、皇室担当をしていた記者が書いた本。
天皇陛下は毎日仕事が忙しそう。
拝謁とか会釈(非公式に会うこと)とか何分人が多いからひっきりなしに行われるらしい・・・
象徴とはいえ公的な仕事だから下手な事は言えないし、気疲れする仕事だ
尤も、生まれた時から皇室で育てられたら公的な生活にも慣れるんだろうか?
しかしなぁ、静養にも自由に行けないっていうのはなぁ・・・
いくら税金から拠出されているとは言え、彼らには他にお金を稼ぐ手段が無い訳だから一般的な楽しみぐらい目くじらを立てる事も無いんじゃないか、と思う訳です。
日本の現代社会で、仕事を選べないっていう事実が存在するんだなぁ・・・
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読んでる最中。
知らないことがいろいろ書いてあって面白い。
でも言葉が難しい。