虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 714
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931175

感想・レビュー・書評

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  • シリーズの最初の1巻があまりにもすごい展開で衝撃の最後だったので、それに比べると「へぇ」と、言う終わり方でしたが
    それでも、二転三転する展開にハラハラしながら一気に読み切りました
    ヒロインとコンビを組む先輩刑事とのやり取りがとても好きなのでいろいろな難事件を解決して活躍して欲しいと思う
    主人公たちの成長が楽しみなシリーズ

  • これまでのシリーズが面白かったので、期待値が高すぎたのか、そこまででもなかった。
    魅力的なキャラクターや謎はあるので十分面白いが、
    これまでのシリーズよりは少しトーンダウンしてしまった感じを受けた。

  • 犯人とその協力者が予想外ですごく驚いた。私は読んでる間はあまり謎解きをしないタイプなので、この手の話はいつも素直に「あーそうだったのかぁ」と思ってしまう。

    犯人に振り回される捜査員たち。犯罪はだんだん巧妙になっていく。犯人のやり方は卑怯なんだけど、頭いいなぁーとも感じた。一読者として、手の込んだ犯罪小説を読むのは楽しい反面、これを模倣する人がいるかもしれないと考えると、手口を教えてることになるのでは?とちょっとコワイ。

  • 『殺人分析班』シリーズの第四弾。確実にシリーズを重ねるごとに面白くなっている。

    マンションの非常階段で発見された他殺死体に端を発した事件は犯人による警察組織に対する挑戦へと…今回も殺人分析班の如月塔子と鷹野秀昭の名コンビが難事件に挑む。

    途中に挿入される犯人視点の描写と数々の意外な展開が犯人の目的と事件の真相を混沌へと誘う。

    現段階でシリーズは第六作まで刊行されているようで、まだまだ楽しみは続きそうだ。

  • マンションの非常階段で発見された、自殺を装った他殺死体。捜査一課の如月塔子(きさらぎとうこ)が偽装の意味を思案するさなか、犯行声明と新たな殺害を仄めかすメールが警視庁へ届いた。翌日以降も、都民を毎日ひとりずつ殺していくという。警察への怒りを露にする犯人の、真の目的とは。殺人分析班の逆転の推理が冴える!

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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