聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062932943

感想・レビュー・書評

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  • 2021/04/21 54読了

  • 2021/04/07-04/09

  • シリーズ第五弾。犯人、動機は予想できるもので捻りはない。分析班の活躍もボチボチという感じ。最後の一文はよかった。

  • 凶数の意味と犯人がしっかりリンクしており、謎を解く段階で犯人が浮かび上がっていく過程も自然であった。

  • 体に書かれた数字の意味は何か、何故犯人はそんな事をしたのかという、いわゆる犯行の動機を辿ってゆくミステリー。一応、犯人の意外性も。

    如月塔子の成長を楽しむミステリー。周りも含めた成長物語としての魅力も増している。続けて読みたくなる。

  • もうシリーズ5作目なのか。これも結構面白かった。

    このシリーズ割りと好きなのだけど、何でかっていうと、物語の途中で事件の謎をまとめてくれる(わかりやすい!)のと、結構早めに犯人が分かるものの、そこから明かされる真相に驚かされるから。今回も心臓移植とか戸籍交換とか、事件と関係がなさそうな小さなピースが合わさって謎が解けてゆく。とても気持ちいい。
    実際にこういった猟奇的かつ謎めいた殺人事件があるのかどうかは謎だけども。

  • 警視庁殺人分析班シリーズの第5弾。
    展開はやはり地味だが、猟奇的な事件でぐいぐい引き込ませるところが見事。
    これまでより登場人物がさらっとしすぎていて、誰が誰だか状態。真相のインパクトにつながらず残念。

  • 警察小説の続きものらしい。
    本作は第5弾。

    上野のボロアパートで、硫酸で顔を溶かされた変死体が発見される。お腹には27という番号。
    警察は、猟奇的殺人として捜査を開始。

    その後、次々と硫酸で身体をとかされた遺体が発見される。

    これは猟奇的殺人か連続殺人か。この殺し方を模倣した殺人も。

    文章は好きなぶるいだけど、内容が暗くて、気分は落ちる。

  • 顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。手がかりは、遺体の腹に記された謎の数字と、狩りの守護聖人のカードだけ。連続殺人を予測した如月塔子ら警察の捜査もむなしく、第二の事件が発生。またも記された数字は、犯人からの挑発なのか。謎と推理の応酬の果てに彼女らが辿りついた、残酷で哀しい真相とは。

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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