22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1915
感想 : 179
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936484

感想・レビュー・書評

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  • 完璧に騙されていて、最後の大どんでん返しにはとても驚いた。エピローグも良い終わりかたで良かった。

  • 題名に惹かれて読んでみたけど最高。
    この本も映画も何度も見た。

  • 眉目秀麗の男が連続殺人犯で、しかも時効まで逃げ切ったほどの知力を持ち合わせた人物が自身の犯行を記した本を出版。担当するのは(本当は)文芸作品が作りたい面食い女編集者。この殺人犯の真の目的は一体何なのか?といった内容。

    ひとつだけ引っ掛かるのが、被害者が苦しむ姿や犯行の様子をリアルに書いているのに、本を出版した理由が「遺族の方へ少しでも償いたい」みたいなこと言ってたのが全く腑に落ちなくて、何をどう考えてその思考に至ったのか本当に意味がわからなかった。

    でも読み進めていくと、実は?実は?!っていう、本を出版した本当の目的がわかってきて、細かいとことかどうでもよくなった。

    ラストとか、めっちゃ良い話やん。
    映画は見てないけど、藤原竜也さんのイメージが強い。

  • 先が読めるようで読めない
    おもしろかったよ

  • 2019.9.1
    久々の一気読み。
    こういうカッパえびせん的な読書大好きです。
    終わり方がファンタジー過ぎたかなぁ。
    発見とは自分の見たくないものを観察する事で産まれる
    確かにそうだ。

  • 引き込まれた!
    結末も見事!

  • 映画を後半から見たため犯人などはわかったが、詳細がまったくわからず、この本を読みました。
    なるほど!
    が、ラストは映画の方が良かった。
    あの刑事が作家になりそれが売れるなんてホンマに小説の世界やね。

  • 純粋に面白いと感じ、無心でページをめくった。久しぶりに読書に耽溺したような気がする。今まで出会った本の中にはこういう設定がなかったのが不思議なくらい(自分の読んだ冊数なんてたかが知れているが)。真犯人に至るまでの大袈裟なまでの大どんでん返しは、ちょっとご都合主義なところもあるが、それでもなお洗練されたシンプルな展開がよかった。映画が先なのかな?映画も見てみたいなあ。

  • 最後……泣いてしまった。余り共感しても泣かないのに。被害者家族の切なく、やるせない思いが最後に少し報われた事が涙をそそった。今の社会でも十分有り得る、加害者と被害者の報道の温度差、善でも悪でも群がる風潮。被害者家族の苦しみは何を取っても終わることはない。映画を観たくて観れずだったので読んで良かったです。あっという間に読み終わり。

  • あっという間に読み終えられました
    途中までは楽しめましたが、ラストは
    ちょっと予想できたかなという感じ。
    展開はとてもおもしろかったです

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著者プロフィール

1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫時『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』などを担当。他の著書に『22年目の告白-私が殺人犯です-』『廃校先生』『シンマイ!』などがある。

「2021年 『ゲーム部はじめました。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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