22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.82
  • (122)
  • (215)
  • (131)
  • (34)
  • (5)
本棚登録 : 1923
感想 : 179
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936484

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 時効を迎えた美形の連続殺人犯が、生々しい手記を出版する。被害者遺族や世間からバッシングを受けて尚、過激な演出をする真犯人曽根崎の意図が分からず、理解できない価値観を持っているのかと思わせておいてから起こる展開。物語の怒濤の展開や出てくる人物達の慟哭や辛さが伝わり、どんな結末を迎えるのかと一気に読めた。最後はスッキリしたし、最終的に温かみのある想いで終われた事が良かった。

  • 予想していた以上に面白かった。
    映画は見てないけど、映像が自然と再生されるような文章の言い回しにのめり込み、
    気が付けば一気読み。

  • 予想外に面白かった。本屋ネタも意外に多い。セリフが多くあっという間に読める。楽な本だった。

  • 2018.1.31読了。
    映画を観た時は、怖さと驚きでいっぱいになった。
    ストーリーは、こちらの方が好き。
    エピローグのあたたかさで、なんだか救われた気がした。
    最後に添えられた11ページが、ストーリーの中の事件をしっかり終わらせてくれた。

  • 映像を見ているようにサクサクと読めた!深い内容ではないけど、退屈しないしラストは泣いてしまった

  • まさかの展開
    ラストは涙でした。
    30/1/20

  • 少年Aとオウムの報道に横たわっていた違和感をうまく取り込みつつ時効後に犯人がメディアに出てくるという前代未聞の設定で作品にしたもの。単純に面白かった。

  • 映画にどっぷりハマってしまい、本も購入
    映画では曾根崎、小説では編集者の川北未南子が中心に描かれていた。
    それによって映画とはまた違う面白さもあった。

    編集者の葛藤、ラストの衝撃などは映画鑑賞後でも
    とても面白い。

    動機に若干納得いかない部分もあるが、それを含めても好評価!

  • 購入するまで映画のノヴェライズとは知らず。
    とにかくプロットの勝利に尽きるだろう。
    掴みは威力抜群、中盤~後半に至るまでほぼダレることなく読者を引っ張り続ける。
    途中、いくらか文章のリズムが悪いというか粗い部分があったことがやや残念で、面白いんだけどラストをあそこまでブッ飛ばすのはどうかな…、と少しだけ引っ掛かりはしたが、一気読みさせる力は充分備えている。

  • 映画で鑑賞

    俳優陣が私好み。ほんとに。


    最後の付け足し…
    殺されず、方に裁かれ、精神治療されるのが良いのか…

    はたまた、
    私刑、、、あの男の子や藤原たつやに
    殺された方が良いのか、、、


    最後まで引き込まれた。

全179件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫時『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』などを担当。他の著書に『22年目の告白-私が殺人犯です-』『廃校先生』『シンマイ!』などがある。

「2021年 『ゲーム部はじめました。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

浜口倫太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×