- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062940221
感想・レビュー・書評
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ラノベ感があったけど、表現や言葉の言い回しは好きかなーと思いつつ。
『箱』の定義が様々で、それも箱なのかーと思いつつ。
次回作に続くのかな。 -
大正と聞いてイメージする何となく暗い雰囲気が出ていて楽しめました。
同じ話でももう少し丁寧に描くとよりおどろおどろしい、隠微な雰囲気が出そうなんですが、そこに行く前で止まっているので軽やかな印象。その分読みやすいです。 -
新米記者は取材のために、旧家に出向き、箱を手に入れ
閉じるも開けるも自在の『箱娘』の所を訪れる。
連続短編集になっていますが、この時代
女性は生きにくいです。
閉じ込められているのか、閉じこもっているのか。
それは本人がどこで生きようとするかによって
変わってくる世界、だと思います。
外に出る事を選んだ主人公と、中にいることを選んだ娘。
そういえば、登場人物はほとんどが中を選んだ人ばかり。
そこから脱出したのは…妹さん、だけでしょうか?
これを脱出、というならば。
その話の主人公は、なんだかうっかり惚れそうなほどの
行動力でした…w -
電撃文庫の『ミミズクと夜の王』を読んで雰囲気が好きだった紅玉さん。文体がやっぱり独特だなーと、改めて思った。詩的というか、文と文の間とか空気感がいい。
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雰囲気はとても素敵。
この先紺がどう変わっていくのだろう、とは思うけれど、続きを買うかは出てから、かなぁ。 -
とてもとても好みの時と、そうでもないときがあるなぁ、とこの著者に対しては思っているのだけど、本作はそうでもない部類だった。次回作がこのシリーズなら、それはもう買わないかな…
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女性たちが生きづらい時代の箱にまつわる短編集。ミステリーを謳っているけれど、ミステリー要素が少ない気もする。題材が面白いだけに話数がちょっとしかなく、読みごたえがなくて残念。2巻に続くみたいなので、期待も込めて星3つ。