路地裏のほたる食堂 (講談社タイガ)

著者 : 大沼紀子

• 講談社 (2016年11月17日発売)

感想・レビュー・書評

[ちぃさんの感想 · 2021年1月14日]

続きが気になる本だった！

[bob-pmさんの感想 · 2020年3月4日]

かるーい。うーん、結衣にイライラしかしなかった…亘のキャラも浅いような…うーん

[chimachimakiさんの感想 · 2020年1月3日]

連作短編かと思ったら、長編だった。
２話目までは、どうも話に入れなかった。
猫が出てくるし（ひどい登場の仕方だったけど）、登場人物も個性的だし（やりすぎ感あるけど）、もっとぐいぐい読めそうなのにな、と思いながら、読み進めていって。

３話からはぐいぐい面白くなって一気読み。
これは続編ありきだな笑

猫はかわいいなあ。

[ちょさんの感想 · 2019年10月12日]

　もしかして、夜にご飯食べる話を書く作家さんなんだろうか。
　真夜中のパン屋さんとは少し系統の違う事件。

　人の害意無き悪意というか、悪気のない阻害というか……。なかなかうまく形にしにくいものをアレを通してスカッと読ませる。
　流れるような語り口調が好き。

[わっちゃんさんの感想 · 2019年8月18日]

神と遥太の出逢い。
まさかこんな形で出会った二人が今後の物語を作っていくとは思いもしなかった。

[ミノロさんの感想 · 2019年6月8日]

ほっこり系の話と思ってたので、中盤の重さで挫折しかけました。面白くなってきたところで終わっちゃって、またまだ序章だったのね、って印象。

[海さんの感想 · 2019年6月1日]

神が主役の物語では無いせいか、どうにも話の展開が鈍重な印象。
個々のキャラも話全体も、読み終えると良かったなと思うのに、どうにも中間あたりで重さが気になる。
ほたる食堂がサブというより裏方になっているので、もうちょっと前面に出てくる内容だったら良かったなと思います。

[Bookriumさんの感想 · 2019年5月31日]

大沼さん、食堂とくれば、よくある癒し系駆け込み寺的な食堂の物語だと思いきや、結構人の悪意や偏見が登場するヘビーな内容でした。
それでも徐々に温かさが増していき、予想以上に清々しい結末に辿り着いたので良かったです。
この作品に屋台という小道具が必要だったのかは些か疑問ですが。

[ますたぁさんの感想 · 2019年5月22日]

教育実習で地元に帰ってきた男の子が、猫が入った缶が放置される「猫缶」事件を調査するお話
ただ、焦点は事件そのものではなく、なぜそこまで気にかけるのか？犯人を止めようとするのか？の謎が思わせぶりに小出しにされる

主人公の亘くんの幼少期のレンガ事件もそうだけど、子供は善悪の判断や行動の予測ができないので無邪気に恐ろしいことをする
それが事件解決のヒントになってる構造は感心した
よかった、虐待されている子はいなかったんだねって感じかな？
そしてクロエにも救いがあったのがいいね

ところで、人が作った料理を食べると記憶が見えるって設定どうしても必要か？
主人公の内面を刺すためには必要だったかもしれないけど、どうしてもこの手のファンタジー設定の話って受け入れられないんだよなぁ

[yasuyasu3さんの感想 · 2019年4月20日]

大沼さんのお話、やっぱりすごくすきだなぁ。
お好み焼きと焼きそばが食べたくなりました。

著者プロフィール

1975年、岐阜県生まれ。2005年に「ゆくとし　くるとし」で第９回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー。『真夜中のパン屋さん』で注目を集める。

「2019年 『路地裏のほたる食堂　3つの嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」