χの悲劇 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 800
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990738

感想・レビュー・書評

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  • Gシリーズ10作目。真賀田研究所にいた島田文子(20年前に出版されて、最近ドラマやアニメになった「すべてがFになる」に出てきます)を主人公として物語が展開。

    もうね、S&MシリーズとVシリーズを読み直さないと、いろいろ忘れすぎてる。すべてのシリーズをつなぐ1冊となる模様。もはや1冊単位でのミステリはどうでもいい気がする(笑)。

    しかし、これ全部回収できるのかな、ほんとにおそろしいな。

  • 島田文子の物語。四季現役の頃からずっとあとの話だと最終的に判明する。各務さん、海月くんも出てくるが、誰がどうだったか記憶が曖昧で残念。やはり四季が出てくる物語は面白い。

  • このシリーズ、ずっと読み続けているけど如何せん年数が経ちすぎて途中で復習が必要。
    それでも、なんだか読ませるなぁ。
    あの飛行機事故やら、Χの正体やら、金氏もほんとは誰なんだろう。。
    うーん、ミステリィ。
    本作の一番は最後の一行に尽きるけどね。

    • QAZさん
      χは、カイ、海が付く姓のGシリーズの彼では?
      金氏は、金が付く姓のS&Mシリーズの彼では?
      という事で、時系列を整理して読み直したくなる...
      χは、カイ、海が付く姓のGシリーズの彼では?
      金氏は、金が付く姓のS&Mシリーズの彼では?
      という事で、時系列を整理して読み直したくなる作品でした。^^
      2016/07/08
  • 出た!
    今回は面白い!
    島田さんはそーなっちゃったかー
    次巻は超期待

  • こうなるのか!
    なーんかいろいろつながってきた!

  • 久々に森さん読みました♪Gシリーズ後期3部作。、、なんですがいきなりシリーズの過去作品飛ばして読んじゃいました♪懐かしいお名前も登場して(S&Mシリーズの)一気読みでした。遡って過去シリーズも少しずつ読んで行きたいです。森さんの独特の世界観にどっぷり浸って読めて楽しかったです。でも・・・最後は悲しく寂しい。

  • 2016/6

  •  島田さんが相変わらずなので、騙されそうになりました。ちょっと未来の話です。お人形の会社にずいぶん長いこといたのですね。でもこの感じ、かわいいおばあちゃんですよね。
     彼らの話としては、着地点。この後の二冊でこの間を埋めるのか、先に行くのか。
     読み終わって、すぐにキウイを読み返しました。そして、もう一度読んでみようと思います。ああ、難解だ。

  • Gシリーズなのに、S&Mシリーズの設定に関わる話だったり、スーパーハッカー(今回の文脈ではクラッカーかも)のサーバーハッキングの描写がとてもとても胸熱な展開だった。
    みんな歳とったのねというのと、今後どうなるかがとても気になります。

  • ■過去が鮮やかに蘇る。Gシリーズの転換点。

    あの夏、真賀田研究所でプログラマとして働いていた島田文子は、いくつかの職を経て、香港を拠点とする会社に籍を置いていた。人工知能に関するエキシビションの初日、島田は遠田長通という男に以前、愛知で起きた飛行機事故に関する質問をされる。トラムという動く密室で起きる殺人。その背後に感じられる陰謀。静かだった島田の生活が、その日を機に大きく動き始める。Gシリーズの転換点。後期三部作開幕!

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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