- Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063344417
感想・レビュー・書評
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最初の方と最後の方がかなりのボリュームのフルカラーで描き込み凄まじくて、もうこれ漫画を超えてるよね?!話は難しくてなんとなくしか分からないけど、テラテラ女体を堪能できて、それだけでも満腹だよ。ストーリーも画面も、密度高すぎてやばいなぁすごいなぁー。
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書いてあるセリフやら、7割8割方理解できない笑
主に草薙素子(であったもの、またはその一部)の電脳の内部で起こっていることを絵とセリフにしたもの。
第一巻とは全然趣が違うので、途中で挫折する人も多いのではないか、と推測する。もう完全に士郎正宗の頭の中というか、趣味全開に突っ走っている。艶かしい女体の描写が多いのも趣味だろう。こういう女体に様々な姿勢を取らせ様々な角度から描いてみたいという願望である。そこに批判が集まるのも想像できる。
だけどこれを出版したという事実がもうそれは物凄いことなのであって、攻殻機動隊の原作に果てしない奥行と、他人がどう解釈しても追いつかないくらいの深みを与えているんだろう。まだまだこれから先も付随する作品が生まれ続けそうである。
しかし人形使いと融合した草薙素子、ネット上で自分の分身とも呼べる存在(同位体と表現されている)をナンボでも生み出せるようになっていて、それは世界中のどこにでも存在できてどこにでも形をなせる(あくまでネットがあるところなら、だけど)わけで、もうそれは神と言っていいのでは?とは思ったけど、作中ではネットそのものを神のように描いている。素子=ネット=神で、個=全になったと捉えていいのかな、わからないけど。限りなく森羅万象。霊能力者の環の存在がまだちょっとよくわからない。
この作品が理解できる人は頭がいいんだなあ。士郎正宗は天才もしくは狂人ですね。 -
PDF化 4500冊目 2021-01-09
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公安9課を去り、4年5ヶ月後。支援AIを従え、荒事を請け負い、情報の海にダイブする。事件の真相を追った先にあるものはーー。
素子、健在です。知性体『人形使い』との結婚は上手くいったようで、順調に繁殖しています。宇宙創造の神に迫る存在へ進化してしまうのでしょうか?
テクノロジーが極まり超知性体が誕生すると、生命樹とか創生神話とか、なんだか怪しげな話になることが多いですね。サイバーパンクとオカルトって相性がいいのかも。 -
電脳世界は脳内劇場そのものなので、画像化するのは難しいんだなあ。個人的にはセクシー画像に興味ないんで、あまりそっちに走って欲しくなかったな。
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相変わらずの士郎節で安心したけど前巻で終わってたはずのマンガだからちょっと悲しい程に違う世界だった。ただ、これが許されるのならまだ続きは作れるんじゃないかとも思った。
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攻殻機動隊2となってますが、前作を知らなくても十分読めます。今作は電脳空間での話がメインなのでちょっとわかりにくいかも。
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何度も噛み締めて読む本。草薙素子属性と人形使い属性がどう働くかで思考や行動が変化するかの、大変広くて微妙な進化の風景と云う感じ。主人公が「荒巻」と名乗ったりどこまでも「素子」のパースが見え隠れするのがファンには嬉しい。
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1を読んだら2も読まないと。
10年越しの続編は公安9課が関係しないからかあんまり普及してないですか?いや、ほぼオールカラーのほぼフルCGの中身は士郎ファン垂涎。作りこみがすごい。何度も読めるぞ。