寄生獣(完全版)(1) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2043
感想 : 275
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063346640

感想・レビュー・書評

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  • 描写はグロいかもしれないけど、人間が他の動物を食べているのと
    なんら変わらない。
    そして増えすぎて地球を壊していく人間たちを有効に減らしていくような
    人間に勝る生き物が出てきたってちっとも不思議じゃない。

    すごく意味深な考えさせられる漫画だと思う。
    ミギー好き。

  • グロい。怖い。そう思いながら読み終えて思い返せばグロくもなく怖くもない話だった。他の漫画家なら「こうしちゃう」かもしれないところを「ああしちゃう」ような部分が多かった印象。そしてそれがすごく胸にくる。ミギーが愛しい。この生き物は愛しい。みんなに薦める気はないけど、定期的に読み返したくなります。ミギー欲しいよ。

  • 私よりも、父がすごい好きで、弟に「シンイチ」って名前を付けようとしてたらしい。あほか。そうならなくて、ほんっとうに良かったと思う。

  • 安易に人が死んだり生き返ったりしないのが好感。
    どの死も必要で重い分、乗り越えていく主人公が格好良い。

  • 人間とはなにか。生きているとは。深い。哲学的テーマ。

  • 人間って、驚くとホントに床から飛び上がるんです。
    「クラインの壷」よろしく切り刻まれた身体の描写にまず驚くって。
    ワタシは一巻を読んでいて、あまりの衝撃に思わず本を投げてしまいました。
    そして、翌朝までその本、取りに行けませんでした^^;))))))))

    他の生物の脳に寄生して、神経を支配する寄生生物。
    高校生・新一と、誤って彼の右手に寄生してしまった通称「ミギー」は、互いの命を守るため、人間を食べるほかの寄生生物と戦い始める。

    どうみたって「ホラー」な雰囲気むんむんのこの本、しかし、はらむテーマは重い!

    人間はなんのために生きているのか。
    考え込まずにはいられません。最終巻は泣きながら。

    (独り言)・・・・「ミギー」が賢くてね~。連載当時はなかった言葉だけど、あれは「萌え」だな、うん。『アフタヌーン』でぬいぐるみ作ってたしな。「リュウケンドー(ご存知?)」の魔弾龍・・・・・・あれは、つっこみの雰囲気がミギーに似てる。

    ・・・って、これ普通に本棚においといて、子供が引っ張り出してみたら・・・トラウマになるぞ~~置く場所は考えないと^^;)

  • ある日、自分の体に寄生獣が!
    この生き物達は一体何の目的があって人を食っているのだろうか!?

  • 人の脳を食い、その人自身になりすまし、
    そして人間を食うという、生命体が現れる。
    主人公はその生命体に右手を食われ、
    右手になりかわられてしまう。

    人間と生命体との食物連鎖の中で
    生き延びようとする主人公、人間、生命体。
    その中で、「人間とは何か?」「生命とは何か?」
    という問が投げかけられる。


    小学校4〜5年の頃に読んだんですよ。ええ…。
    それで、ものすごい衝撃を受けました。
    人生観に影響を与えた作品の1つです。

  • 人間の脳に寄生して人を食べる生物が主人公の脳に寄生するのに失敗して右手に寄生することから寄生生物と出会い・・・という作品。

    人喰い寄生生物が中心に描かれるという作品柄、描写が所々グロいために苦手意識を持つ人は苦手かも知れないけど、
    普通のファンタジー作品、サスペンス作品と比べて哲学的な内容が多く、
    読んでいて引き込まれたり考えさせられたりする比率は他作品より断然高かった、個人的に。
    表紙にもあるけど「悪魔というのに一番近い生物は人間だと思う」という下りは、ハッとさせられた人も多いのでは。

  • ミギーかわいい。犬がバサバサ空を飛んでいるところが何故か和む。

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著者プロフィール

1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。

「2004年 『雪の峠・剣の舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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