惡の華(1) (少年マガジンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2719
感想 : 209
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063842777

感想・レビュー・書評

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  • ドキドキした…主人公が普通の子だからか、他者に流されて堕ちていく様を見るのは心が痛む。もどかしくて心臓に悪い。これがイイコ過ぎたり、嫌な奴だったらまた違ってくるんだろうけど。なんかすごく主人公に感情移入してしまって、嫌なドキドキで苦しい。そして作者もそうとう変態(笑)

  • 盆地の田舎民、大共感の閉塞感

  • 面白い!続きが気になる!

  • 【レンタル】怖かった……。気になってたので冊数合わせで借りたけど……ドロドロぐちゃぐちゃで、怖かった。あとがきも合わせて怖かった。

  • 大学時代に後輩宅で読んだのが最初。以来、私の表現活動に少なからず影響を受けました。今回、自分でお金出して、紙媒体で10巻まで手に入れたので順にレビューして行きます。

    やはり、妙味があります。仲村さんが何処か物語全体の空間から外れた世界から来たような、異星人のような振る舞いをしているようで、そこが何とも言えない感じを醸し出しています。そんな彼女が春日くんの自意識を崩していくスタイルが、私は大好きです。

    春日くんの文学青年を気取って自分カッコイイと見せたがる青臭さもいい。体育着ネタはありきたりといえばありきたりですが、実際に行動に移してしまったときの心理描写は生々しいものがあります。

  • 「麻理は僕の中」を読んで、押見修造作品に衝撃を受けたため、代表作のこちらに戻りました。表紙のインパクトに負けない内容。人の弱い処、突っ込んで欲しくないところを容赦なくグイグイ責められる感じは、こちらの作品でもさすが。胸が苦しくなります、、、。

    読者は、このストーリーを自分の黒歴史がよみがえるような羞恥心と共に読む人と、フィクションとして楽しめる人に二分されるんだろうなぁ。

  • ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日彼は教室に落ちていた大好きな佐伯さんの体操着を盗ってしまう。それを嫌われ者の少女・仲村佐和に見られてしまい…。まーしょっぱなから病んでるわ。

  • 2014 4/5読了。TSUTAYAでレンタル。
    表紙のインパクトで存在は知りつつ、どんな話かいまいち想像つくようなつかないようなで、なんか苦手そうだしと思って読まずにいた漫画。
    やはり苦手っぽい・・・と思いつつ、ボードレールの『惡の華』は読みたくなった。

  • このクソムシが‼︎

  • 本が好きな中学生がどSな女の子に弱みを握られ、変態に目覚めて行く話。中学生のころにある、俺って変態なのか?という心理をよく描写できている。男ならわかるのではないだろうか。その変態もクラス一の人気者と付き合うことになり、どSとの間で板挟みになる。ストーリーはなんてことないが、安易にエロスと結びつけないのがよい。

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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