宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.06
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本棚登録 : 5394
感想 : 266
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879063

感想・レビュー・書評

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  • 本屋に平積みになっていたこのマンガがすごい!を立ち読んで知って、ソッコー探して購入しました。

    この方の漫画にちょくちょく出てくる、かわいいミニキャラみたいなやつが今回もいる・・・かわいい・・・。
    鉱物なんて、「耳をすませば」の世界じゃないですか!
    すごくロマンがある。

  • 見事な芸術品を見たような読後感。きらきら綺麗だけど儚い感じがする宝石たち。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「儚い感じがする宝石たち。」
      永遠に静かである筈なのに、戦いに身を置かねばならないからでしょうか?
      「儚い感じがする宝石たち。」
      永遠に静かである筈なのに、戦いに身を置かねばならないからでしょうか?
      2014/04/07
  • はかなげでもろくてけれど神々しく艶っぽく凛々しい宝石たちの物語。ひとコマひとコマにどきどきする。まだ導入でこれからどう転ぶのか全然想像出来ないけど期待を裏切らず面白い。なにこれ。フォスかわいいいいいいい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「神々しく艶っぽく凛々しい宝石たち」
      とっても素敵です。
      「神々しく艶っぽく凛々しい宝石たち」
      とっても素敵です。
      2014/04/25
  • 話と絵柄がぴったり。
    きらきらで素敵、でも儚げ。
    月人の得体の知れなさとか、先生の強さとか、関係とか、他の宝石とか、もっともっと見たいです。

    名前覚えるのに行ったり来たりなのは「パンドラにて」の時にもやったので慣れて…というか、その人たちだけの関係で閉じてるところを覗き見してる感じになれて好きなのですが。

  • 「粉々になっても再生する不死のカラダを持つ宝石28人と、彼らを装飾品にしようと襲いかかる月人との果てなき戦い。強くてもろくて美しい、宝石たちの新感覚バトル・アクション・ファンタジー。」(裏表紙あらすじより)

    この人の漫画の魅力は言葉にしずらいんだけど、今回もかなり面白かったです。今までの作品以上に読みやすかったかな。
    個性的でマイペースな登場人物ばかり、で、それが魅力的でみんなかわいい。
    なんのとりえもないフォスと、能力が高すぎて夜に閉じ込められているシンシャ。
    これからどんなふうに話が動いていくのか楽しみ。

  • なかなか書店に置いてなくて諦めてアマゾンで購入しようと思ってたとこで見つけた。

    相変わらず独特の世界観。
    一度読みじゃ???なままなので何度も読む。
    そうするとじわじわとよさを感じる。

    宝石たちがきらきらでかわいい。

  •  まるで絵本のような物語に惹きこまれながらも、その世界に住まう生命の感情を伝えるジュエルファンタジー漫画。

     きらびやかな宝石が持つ意思。一度世界が滅び、その世界に新たに生まれた宝石生命体である主人公たち28人の命。石であるがゆえに持つ特性や宝石であるための奪われる恐怖、そういった様々な感情を抱きながら彼らは生きています。ただ、その中でもなんの為に生きているのか疑問に思う者たちもいます。1巻である今巻では、戦いに必要のないことを役割とされたフォスと世界を殺す毒を持ち、自己の存在すら疑問に思ってしまうシンシャの二人の思いが強く描かれていました。役割や自己の存在理由なんてものとは無縁のようなキレイな世界で、淀んでしまう思いを持ってしまう宝石たちがどことなく儚げで美しい作品です。現実ではただ強く美しく光を放っている宝石たちがこの作品を通して、綺麗だけではない美しい意思を見せてくれそうで大変注目しています。

     主人公たちを奪っていく月人側の描写も謎のままに一種の恐怖すら感じてしまうほど神々しいですが、この先月の世界も描かれるとまた一段と面白くなってきそうです。やはり市川春子作品は美しい繊細さがあって好きです。NHKあたりでアニメ化しないかな。

  • “「削るの はじめて」
    「何か思い出せないことは?」
    「まだよくわかんないけど
    今日のことは忘れないよ」”[P.63]

    宝石の28人と彼らを採りたがる月人との果てなき戦いの話。
    きらきらして、さらさらしてそうで、ちゃんと形を持っている感じの髪の描き方が凄い。
    謎のカタツムリのコマ内での些細な動きとか、シンシャの表情の揺れとかが本当可愛いかわいい。
    台詞もちょこちょこ面白くって、本当何度も読み返したくなる。
    一度読んだだけだと、うまく飲み込めない。
    一人称は僕だけど喋り口調とか雰囲気が女の子っぽかったり、彼と呼ばれてるけどスレンダーな身体は女性を思う。性別がはっきりしてない辺りも凄く好き。

    “「あの子の色の所を集めれば……そうよ僕たちは不死身なんだから!」
    「やめろ! あんなやつ!
    助けても意味なかった!
    何度甦っても無能で役立たずの期待はずれだ!
    ただ
    うそつきというのだけは
    もう少し 待ってやってもいい」”[P.180]

  • 2冊予約。

    ドキドキが止まらない
    相変わらず市川さんの作品を読むと脳ミソがピリピリする

    今までで一番疾走感とか力強さを感じる
    全編カラーで見たい。
    ダイヤモンドの煌めきがなるほどという感じ

    シンシャが好きだ!

  • 再読。
    最初の頃はまだコミカルだったなぁと…。
    絵が独特で昔は読みにくかったが、
    アニメなどで補完された。
    誰にでもはお勧めできないけど
    重めのストーリー好きには必見

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2022年 『宝石の国(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川春子の作品

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