- Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063879933
感想・レビュー・書評
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はい、すげー良い。3作の中編。どれもビンビンにパワーみなぎっていて繊細でドラマチック。いい漫画ってこういうこと。
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最後ののろわれず姫のおはなしがSFちっくでハッピーエンドでとってもよかった!!バッドエンド、メリーエンド、ハッピーエンドの順におはなしが入っていたのもとっても良かった!!キャラクター全員が中身が詰まっていたり詰まっていなかったりでそのつまり具合に現実があって、とてもよかった‥最後の話だけはヤマシタてんてーの好きなキャラ類型詰め込んでたからさいごのはほんと好きにやったんだなー!たのしそうだなー!!と思って爽快だった!!ギャグ絵がゆいいつ入るのもそうだし、でも2編があって最後にあの話だったからこそ盛り上がったと思う、構成も良い!!絵も良いーーあたりまえだけど‥満点な単行本でした
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モーサムスティングとひばりの朝とかが好きな人は好きだと思うなー。
私はどっちかというと苦手。
最初の無敵はほんと最初から最後まで異様な雰囲気で読み進めるうちに気持ち悪さが増してくる話。
それがいいです。
ぞくぞくする怖さ!
きみはスターはもうね、一見完璧な人たちの歪んだ形の恋愛。
一番歪んでるのたぶん小高さん。
怖いもん、あの笑顔。
不呪姫と檻の塔は現代SF。
SFなんだけど、なにこの初恋全開の男の子は!
かわいい!! -
『無敵』
無敵。敵はいない。なにごとにも動じない。
美鳥の目がまっすぐに突き抜けていて、末恐ろしかった。こないだの佐世保の女子高校生(同級生を殺してみたいとかぬかしてマジぬっ殺したやつ。ちなみにアニメ『サイコパス』再放送六話がおじゃんになった事件な!)も、こんな瞳をしていたのだろうか。
昔でいえば、ネオ麦茶や酒鬼薔薇なんかも。いまだとだれかしらね。宅間とか?
だれが悪いとか悪くないとかではなく、ただ淡々としているという事実そのものが、おそろしい。
『きみはスター』
だいぶ歪んだ恋愛……。潔癖というかなんというか。
『不呪姫と檻の塔』
なにこの子たち、ちょうかわいい。可愛すぎてもだえた。ちょうもだえた。
主人公の、ほかの人たちと違うということでのいじめや、冷静さや、気にしないよう努めていた部分があとから脆さと共に浮き上がるところとか、思春期にはよくあるよなあ、というか人間同士が集うところではあるもんだよねえいやだよねえとうんうんうなずいた。
呪いとはいまのことばでいえば、よくないことと同義なのだけれども、この作品のなかではよいことと同義。
そのとき、その時代、生きる国によって意味は違ってくる。
だがそのじつ、『Love, Hate, Love』みたいに、中年のくたびれたおいちゃんを、うら若きおとめが救うという話で、最初にもだえたその感情もスウッと消え失せてしまった。噛ませ犬かよ。ぐすん。 -
またまた表紙に惹かれた。
目のところが綺麗。
是非実物をみてほしい。
表紙だけじゃなく中の絵も綺麗。
お話はいくつかにわかれてる。
最初のお話が好き。
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ちょっと気持ち悪い短編集。最後のSF作品は、多分童話「眠れる森の美女」がモチーフの作品で、これが一番ホッとしたかも。なんていうか、人間の見たくない面を赤裸々に描いているので、それで気持ちが悪くなる。
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なげやりの全能感をサスペンスとして描いていてよい。
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怖い、痛い、そしてちょっと微笑ましい…。中編集ながら、ヤマシタトモコさんの持ち味がにじみ出る3作品のコラボレーションでした(^^)。
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お部屋の整理をしてたら
出てきた本
こういう女の子たちが
とても好き