運命の女の子 (アフタヌーンKC)

  • 講談社
3.80
  • (45)
  • (92)
  • (59)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 1082
感想 : 70
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879933

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヤマシタトモコの漫画は漫画なのに小説を読んでいるみたいですごく面白い。『無敵』が特に良かった。

  • BLは含まれていません。ヤマシタトモコさんらしい作品集。一作目の「無敵」のインパクトは流石です。この肺のあたりに引っかかる気味の悪さがたまらない。それでいてとんでもない透明感。個人的には二作目「きみはスター」が一番好み。切ない中に狡さとか汚さ、綺麗さが含まれていてとても胸にぐっときました。三作目「不呪の姫と檻の塔」は作者らしさがよく出て、しかも口当たりのいいファンタジー。後味良し、です。超おススメ。

  • もっとこういうサブカル的哲学的ななにかを、ファンタスティックに得体の知れぬ言葉にできぬ感情、思想を
    こじれさせてほしい。

    ざっくり、ミステリ映画みたいな作風。

  • 「無敵」がまず間違いなくメインで、あと2作で読後感が上がっていく構成はいいんだけど、うーん、なんかこう、不気味さが足りないっていうか、一方通行さが足りないっていうか。

  • 「無敵」は演劇をみているよう。取調室から過去を回想していく。少しひばりに似ているがもっと闇が深い。このネタでもっと長くかいてほしかった。
    「君はスター」はタイトルの意味が深い。
    「不呪姫と檻の塔」の設定は魅了だけど、ちょっと消化不良。大臣のバックボーンとか深堀不足?
    この3作まとめてのタイトルがすてきだー。

  • 例の事件を彷彿とさせる表題作。
    まさか事件に合わせて描かれたとは思えないけど時期的にリンクっぷりが凄い。
    むしろこの表題作を長編にして欲しかった。


    図らずしてかなんなのか、相変わらず氏の作品にはジェンダーやマイノリティにまつわる話が多い

    しかしどれも好きでした。

  • 1つ目と2つ目が好きでした。

    1つ目
    ひたすらホラー
    何かホラー映画みたいな。内容というよりその再現?
    とりあえず顔がコワイヨ

    2つ目
    3人ともかーわいーなー
    お互いそれぞれが星に見える。まあ自分の輝きなんて見えないし、関係ないものだもんね。

    3つ目
    ちょっとノリについていけんかった
    何というか、もっと短くまとめて欲しかった…です。

全70件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1981年5月9日生まれ。 2005年のデビュー後、すぐに「ねこぜの夜明け前」で講談社「アフタヌーン」主催の四季賞、夏・四季賞を受賞。 19年には「違国日記」がマンガ大賞4位に入賞する。主な作品に『BUTTER !!! 』『ひばりの朝』『さんかく窓の外側は夜』(本書原作コミック)『花井沢町公民館便り』などがあり、幅広い層の支持を得ている。

「2020年 『さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヤマシタ・トモコの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヤマシタ トモコ
中村 明日美子
ヤマシタ トモコ
ヤマシタ トモコ
ヤマシタ トモコ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×