- Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063879933
感想・レビュー・書評
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ヤマシタトモコの漫画は漫画なのに小説を読んでいるみたいですごく面白い。『無敵』が特に良かった。
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BLは含まれていません。ヤマシタトモコさんらしい作品集。一作目の「無敵」のインパクトは流石です。この肺のあたりに引っかかる気味の悪さがたまらない。それでいてとんでもない透明感。個人的には二作目「きみはスター」が一番好み。切ない中に狡さとか汚さ、綺麗さが含まれていてとても胸にぐっときました。三作目「不呪の姫と檻の塔」は作者らしさがよく出て、しかも口当たりのいいファンタジー。後味良し、です。超おススメ。
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もっとこういうサブカル的哲学的ななにかを、ファンタスティックに得体の知れぬ言葉にできぬ感情、思想を
こじれさせてほしい。
ざっくり、ミステリ映画みたいな作風。 -
「無敵」がまず間違いなくメインで、あと2作で読後感が上がっていく構成はいいんだけど、うーん、なんかこう、不気味さが足りないっていうか、一方通行さが足りないっていうか。
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「無敵」は演劇をみているよう。取調室から過去を回想していく。少しひばりに似ているがもっと闇が深い。このネタでもっと長くかいてほしかった。
「君はスター」はタイトルの意味が深い。
「不呪姫と檻の塔」の設定は魅了だけど、ちょっと消化不良。大臣のバックボーンとか深堀不足?
この3作まとめてのタイトルがすてきだー。 -
例の事件を彷彿とさせる表題作。
まさか事件に合わせて描かれたとは思えないけど時期的にリンクっぷりが凄い。
むしろこの表題作を長編にして欲しかった。
図らずしてかなんなのか、相変わらず氏の作品にはジェンダーやマイノリティにまつわる話が多い
しかしどれも好きでした。 -
1つ目と2つ目が好きでした。
1つ目
ひたすらホラー
何かホラー映画みたいな。内容というよりその再現?
とりあえず顔がコワイヨ
2つ目
3人ともかーわいーなー
お互いそれぞれが星に見える。まあ自分の輝きなんて見えないし、関係ないものだもんね。
3つ目
ちょっとノリについていけんかった
何というか、もっと短くまとめて欲しかった…です。