聲の形(5) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
4.13
  • (145)
  • (153)
  • (75)
  • (5)
  • (4)
本棚登録 : 1870
感想 : 74
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063951653

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • え、最後の結末は!?

    次号が気になる。

  • 重い。続きが気になる。

  • 久々に鬱展開が出てくる巻だった。そしてラストに思いもよらぬ展開が...

    この作品を通して、石田はこれでもかというぐらいに自分の過去の過ちを悔やんで、悔やんで悔やみまくるっている。過去への悔やみはこの作品が終わるまでずっと、石田のなかに残り続けるのだと思う。

    そして、「いくら善人になったつもりでも、いつかは報いを受ける」 という言葉。真柴くんのこの言葉は本当にその通りだと思う。けど真柴くんは知らないだけで、石田はその報いを十分受けてきてるんだよなぁ...

    また、この巻で一番胸糞悪かったのは川井さん。相変わらずクズですね。何も変わってない。小学生の頃と同じで、嘘泣きで他人の同情を誘って石田の居場所を無くそうとする。まぁあの子を含めて、硝子の周りの人々、さらには硝子自身も変わっていくのを楽しみにするしかないな。

    この巻で印象に残ったのは、石田の小学校のときの担任ですね。硝子の手話を理解してるシーンを見るかぎり、実は裏で手話勉強してたってことか。ちょっと感心してしまった。

  • 出たよ、自己完結人間。全て自分の内で終わらせようとする様は読んでいて苛つきも覚えるが、この困難な難題がキモだろう。
    西宮から始まり、時を経て植え付けられ、成長した強迫観念は三種三様で、共感出来るものととてもとても相容れないもので、人の関係性の構築、意思疎通の難しさが読む度にひしひしと伝わってくる。
    しかし、いずれ外の世界に繋がりを求め、傾けなければ始まらないし、立ち向かわなければ終わらない。
    センセショーナルな最期で閉じた5巻だが、全7巻の予定と考えるとこれを切っ掛けに本当の変化と向き合いが始まるのか。

  • みんなの関係はぐっちゃぐちゃになったけど、スッキリしている自分もいます。これで良かったのでは、と。いろんな不安を抱えたままじゃ友達なんてしんどくてやってらんねーよ面倒くさいもん。これで関係が切れたら楽だし、また仲良くなれたら嬉しいね。

    ただラストが…。どうなるの!怖いです。

  • 激動の第5巻! あ、あの引きは…。

  • 1巻の重い感じが戻ってきた。救いはないんですか。

  • なんか壮絶だった。石田がかわいそうに見えてくる…。しょうこ?のお母さんがすごくいい…!結構好き(笑)最後の自殺のところはびっくりした。しょうこも辛かったんだろうな。なのに石田のためにむりしてたのかな…。

  • 誰か川井という女をシメてください。

  • 思いがけず訪れることになった母校の小学校で、担任だった竹内先生と再会した将也。
    一応、手話は読めるようになってた(?)みたいだけど、相変わらずヒドイ先生だ。<(`^´)>=3

    その流れで、真柴くんが昔イジメられっ子だったという、意外な過去も発覚。
    それを踏まえると、直前に話してくれた教師志望の動機が、復讐っぽい意味にもとれちゃうよねぇ。( ̄ロ ̄;)

    そんな中、ついに川井さんは、将也がかつてイジメの主犯格だったことをクラス中に暴露してしまう!
    確かに当時の川井さんは限りなく傍観者の立ち位置に近かったから、罪の意識が薄いのかもしれないけど。
    一方の植野さんは、4巻の観覧車のシーンといい今回といい、自分と硝子ちゃんについて、ちゃんとずっと考えて5年間過ごしてきたんだなって、今度のことで分かったよ。

    植野さんが将也とみんなの仲を取り持とうとしたけど、結局うまくいかなくて、「私がやること全部 裏目に出るね…」(133頁)って落ち込んでたのが、なんだか可哀想だった。(>_<)
    だってそれは、植野さんのせいじゃないもんな。
    多分これからもそんな風に、誰か一人の頑張りとか何とかで、この問題がいっぺんに解決するなんてコトはないと思うんだな。苦しいけど。(´_`)
    でも将也や佐原さんみたいに、成長したことを証明しようと頑張ってる人もいるし、植野さんのように葛藤の中で変わろうとしてきた人だって、いる。

    だから硝子ちゃんにも待っててほしい…のに、ラストが衝撃すぎ!!Σ(゚Д゚ノ)ノ
    えっ、何故そんな選択なの?!っていう。
    やっぱり、硝子ちゃんにとっては色々としんどいんだろうか…。

    次巻は、そろそろ硝子ちゃんの本音なども聞けると良いんだけどなぁ*

全74件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

岐阜県生まれ。2008年、『聲の形』で、週刊少年マガジン新人漫画賞に入選。2009年『マルドゥック・スクランブル』(沖方丁/原作・『別冊少年マガジン』連載)でデビュー。『聲の形(全7巻)』は入選作をリメイクした形で2013年から『週刊少年マガジン』に連載され、大ヒット。『このマンガがすごい!2015』(宝島社)のオトコ編で1位に選ばれ、2016年には劇場版アニメに。2014年、大垣市文化連盟賞(生活文化部門)受賞。2015年、 手塚治虫文化賞新生賞受賞。第12回 大垣市民大賞受賞。現在、『不滅のあなたへ』を『週刊少年マガジン』に連載中。

「2019年 『小説 聲の形 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大今良時の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
羽海野 チカ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×