妻のトリセツ (講談社+α新書)

著者 :
制作 : 黒川 伊保子 
  • 講談社
3.68
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本棚登録 : 3804
感想 : 491
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065133392

感想・レビュー・書評

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  • 『妻から放たれる弾を 10発から 5発に減らそうというのが、本書の目的である』

    無くすことは出来ないのかいって正直ツッコミを入れたい気持ちで読みました。
    結果として無くさない方がいい理由なんかも書いてあり、なるほどと納得。

    何でいちいち文句言ってくるんだとか
    喧嘩するたびに小言言われたりして、
    うまくコミュニケーションとれないんだよな〜
    昔はこんなんじゃなかったのに、とか思ってました。本当にこのまま一緒いて幸せになるのかななんて思ってたけど、なかなか参考になることが書いてあって面白かったです。

    『肝心なのは、「時間」をあげること。言われた日から、記念日までの 4週間を、記念日以上に楽しみ、味わい尽くすのが女性脳の特徴だからだ。』

    たしかに、旅行とか計画するとずーっと考えてる。
    またその話って言うくらい、ここ行きたいとかあれ食べたいとか言ってくるな〜なんて
    その過程まで楽しんでるんだな〜と改めて感じました。

  • 妻の理不尽な仕打ちは深い愛情に依るものだと理解ができる本。
    妻から愛されてないなと感じた時に読めば新たな視点で妻を見直せるかと。
    妻を理解しようという気持ちがある夫方には、買っておけばケンカした夜も少し安心できる良書。

  • まさに妻との関係を良くしたいという目的で読んでみたけど、その前に読んだ三浦綾子さんの「ひつじが丘」と比較すると内容が薄っぺらすぎて呆れた。トリセツって言ってしまってる時点でダメだと気づくべきだった。夫婦って脳科学的にどうこうとかいうテクニカルなコミュニケーションで繋ぐものではなくて、やっぱり感謝する謙虚な気持ちとか尊重とかがなしには成り立たないものだよな。ぜんぜんまったくできてないけど。

  • 妻に対して夫が取るべき行動について書かれた本です。

    私自身結婚して数年経ってから喧嘩を繰り返すようになり、なにか解決の糸口が得られないかと手に取りました。

    喧嘩の際に妻がよくいう事と、本で書かれていることが、ものすごく合致してました。
    ・女性は共感を求める
    ・何かのトリガーをきっかけに、過去に遡る
    ・数珠つなぎで色んな話しが続く

    女性男性のどちらが正しいというわけではなく、うまく生活していくための対処法は頭では理解できました。
    とくに私には、共感しているとを相手に示すことが一番大事だと思いました。

    しかし、実際のコミュニケーションで共感していると相手が感じられるようにせねばと思うものの、結論がないまま話しが2、30分と続くとだんだんイライラしてしまい、それが顔に出るようで、、、
    まだまだ人間ができていないのでしょうか。

  • ●読んで得たもの
    男女の考え方の違い。

    ●所感
    定年夫婦のトリセツを先に読んでいたので、
    すんなり理解ができた。
    だいたい同じような内容。
    実践して成果を確認したい!

  • 2020年 55冊目

    著者の黒川伊保子先生には10年以上前に大変お世話になりました。私一人で勝手に。
    合コンだの飲み会だのを謳歌していた独身時代に先生が書いた「恋愛脳」という本を読んで、当時のわかい?私には目から鱗でした。

    男と女は脳の仕組みが違うから、物の感じ方も見方も違うと書かれた本を読んで、甚く共感をしてしまった私は、文庫本を三冊買って友だちに無理矢理あげたのを覚えてます。

    その後当時出ていた伊保子先生の本を読み漁り、しかも、本に書かれていたメールアドレスにファンメールまで送った事を覚えてる。そして、返信が来て感激したことも。

    その後私も結婚し、脳の違いに思いを馳せる事もなく過ごしていましたが、久しぶりに見かけた黒川伊保子先生の名前に惹かれて読んでみました。

    相変わらず読みやすく、解りやすい内容にたくさん納得しました。

    結局やっぱり男と女は脳の作りが違うので解り合う事は至難の技なのだ。
    我が家の場合、日々のバトルは夫と私ではなく息子と私で起ってる。

    息子に読ませたい…。
    まだ小学校二年生だけど(笑)。

  • 心の肯定、事実の否定

  • この本には愛がある。夫にも妻にも。夫婦仲を良くして欲しいという気持ちがある。だから読んでいて男として耳が痛いことでも「なるほど!」とか妻のためにやってみようと思う。それは作戦とかではなく、大切にしたいから。気持ちはあっても実行出来ない男に有益な本でした。
    中には納得できない人もいるでしょうし全て正しいわけではないかも知れない。でも否定してみたところで右脳と左脳の連携が悪い、心の通信線がないから理解できないのかも知れないと思った次第です。

  • このての本は、同じことを繰り返すのが多いが、この本は、簡潔に分かりやすくまとめてあるので、とても読みやすかった。男女の違いが、重要な要素であることがよく分かった。

  • 「妻のトリセツ」を読み始めて間もなく、電子書籍で「夫のトリセツ」を買ってしまい、2冊の本をほぼ同時進行で読んでしまった。

    男と女の違いを理解しなければ、夫婦生活はうまくいかない。男と女の違いを理解して行動すれば、うまくいく(はず)。
    そんなワザ?知識の宝庫。

    女は共感を求めている。
    なるほどと思うこと多々あり。
    すぐに結論を伝えようとしてしまっていた。
    反省。

    ファミリーレストランでは、妻を壁側に座らせることにしよう。
    実践、実践。

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著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。
(株)富士通にて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『恋愛脳』『成熟脳』(新潮文庫)、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)、『息子のトリセツ』(扶桑社新書)、『思春期のトリセツ』(小学館新書)、『恋のトリセツ』(河出新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒川伊保子の作品

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