妻のトリセツ (講談社+α新書)

著者 :
制作 : 黒川 伊保子 
  • 講談社
3.68
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本棚登録 : 3804
感想 : 491
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065133392

感想・レビュー・書評

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  • > 物言わぬ赤ん坊を育てるために女性脳に装備された能力だから 、 「察すること」イコ ール 「愛の証」だと信じているのだ 。 「察してなんぼ 」の女性脳にとって 、 「言ってくれれば 、やったのに 」というセリフは 、察することを放棄した言葉であり 、 「僕はあなたになんの関心もない」 「あなたを大切に思っていない」と同義語なのである 。
    →あなたなんで空気読めないの、の正体がこれだと知ってわりと驚愕。でも、なかなか察することが出来ない悲しさ。察しなくても良いように、習慣化しちゃうのが良いのではと思ってる。でも、それだと緊急事態に対応出来ないけどね、、

    > 心と裏腹な妻の言葉を翻訳すると … …
    あ行 「あっち行って ! 」あなたのせいでめちゃめちゃ傷ついたの 。ちゃんと謝って 、慰めて !
    →こんな調子で言葉とは裏腹の感情が込められているらしい。他にも色々あるので是非本書でご確認ください。

    どうやったら怒られないで済むかなと考えていたけど、どうも怒られずに済むことは無いようなので、その点はむしろ安心出来るかも。行動と感情が必ずしも一致してないので、その点を踏まえて適度な相互依存関係を築いていけたらと思う。

  • 夫目線ですが。とても参考になりました。心が楽になった。
    私自身、妻との関係において「思い当たる節」が山のようにありました。
    これまで私は、自分の視点でしかモノをみれていなかったなー・・・と思うのですが、考えてみればそれは当然のこと。他人の気持ちなどわかりません。

    男と女では脳の構造からして違うのだから、感じ方が違うのは当たり前です。
    それを、無意識に「自分と同じ」だと思って相手と接してしまうから、怒れてくるし、ナゼ怒っているかも理解できない。

    この本に書いてあることは、一種の妻の「パターン」なのだろう。
    全ての妻がこのパターン通りにハマるわけではない。
    だが、おそらく多くの妻がこの本に書いてあるようなパターンで説明出来るではないだろうか?と期待を寄せてしまう。

    仮に、中には「全然違う」という妻の方々がいたとしても、本書は一読の価値はある。
    なぜなら、これまでの自分のモノサシでしか妻を見れなかった夫の固定観念を破壊するのに一役買ってくれるからだ。

    読まないよりは、読んで少しでも違う視点を手に入れた方が良い。
    読まない理由が見当たらない本。

  • 子育て中の妻の立場で読みました。
    女性特有の思考回路を男性と比較しながら解説し、妻に対しどう対応していけば良いのかを提案しています。普段自分がどういう理屈で怒ったり悲しんだりしているのか、何故夫が自分にとってトンチンカンな受け答えをするのか、それがすごくよく分かりました。
    男性に向けた本ではありますが、女性が読むのも良いなと思います。もちろん夫婦で読むとなお良いでしょう。

  • 立ち読みでざっと。
    女性の習性はよく言われていることだが、「こういう理由で、能力として備わっている」としっかり書かれているので女性が読んでも嫌な気がしない。
    男性が読んでも納得できるんじゃないかな?
    面白かった。

  • 何度も声をだして笑ってしまった。思い当たることがいくつもあって。しかし若い方向けですね。
    これから結婚する男性と、結婚10年くらいまでの男性には、そうとう役に立つ内容。

    この延長で、結婚20年越えの夫婦向けの、続編が読みたいなあ。

  • 図書館にて

    そうそう、こういう意図で言っているの!
    ということが
    的確に翻訳されていて
    とても楽しかった


    想像以上に
    私が話すことは
    相手には伝わっていないんだろうなぁと
    改めて感じた本

  • 一部で結構話題になっていたので、ついつい買って読んでしまいました。男脳、女脳、文系、理系っていうのはあまり信じていないのだけど、何だか納得できる話が色々出てきて、かなり説得力がありました。一言でいうと、「女性は、共感されるとストレスが解消される脳の持ち主なので、共感こそが、相手の脳への最大のプレゼントなのである。」ということみたい。故に、「事実を肯定するときも否定するときも、その前に、妻の心根は肯定してやる。これこそ、夫が知っておくべき『黄金のルール』」ということらしい。脳科学的には、「心さえ肯定しておけば、事実は、どっちに転んでも大丈夫。逆に言えば、無責任に『そうそう、そうだよな』と言っていいのである。この黄金ルールを覚えておけば、いらぬ地雷を踏まずに、自分の意見を通せるので絶対に楽になる。」というまとめになる。まあ、極端に言うとこういうことらしいが、今後十分気を付けて地雷を踏まないようにしていきたい。

  • 隙間時間に読めた。夫側としても、関心すること、反省することあり、今後の言動にも気をつけて生活したい

  • サクサク読めた
    書いてることは、妻側からすれば、その通り。
    でも、今までも各所で聞いたことのある内容がほとんどで、目新しいもの、新たな発見まではなかったかな。

    男性は、全てこの本通りに過ごすのは大変だろうな。

    男性脳女性脳の話しは、もっと一般教養としてみんなが知っておいたほうがいいな、と夫と話しました。

  • 読み進める間、ウチの妻に当てはまるのか?と思うことがしばしば。ただ、娘には当てはまりそうなので気をつけようと思う。また、会社においても有益な見解が多数あり。結局、人は男女関わらず同じこと等があると感じた。
    とは言え、女性の男性側から見た理不尽さが一定の理屈で説明されているのは有難い。

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著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。
(株)富士通にて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『恋愛脳』『成熟脳』(新潮文庫)、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)、『息子のトリセツ』(扶桑社新書)、『思春期のトリセツ』(小学館新書)、『恋のトリセツ』(河出新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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