- Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072336106
感想・レビュー・書評
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サブリエルに続く古王国記2 。先観の力を持つという氷河に住むクレア族の娘ライラエルと、サブリエル、タッチストーンの息子サメス王子の二人が主人公。お互いの決められた運命の中で喘ぐ二人だが・・・?前作に出てきた白猫モゲットも再登場。「不評の犬」という黒い犬もなかなか負けないキャラクターです。665頁、腕が疲れます。どうやら、2、3はセットのようで、これだけではラストシーンに到達出来ません!続きが気になるので、頑張って3アブホーセンも読みます。
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前作サブリエルから14年後、氷河山中にすむクレア族の少女ライラエルが主人公。
なんと彼女、クレア族の図書館で働くことになるのです。
司書助手として渡されたのは襟につける笛とぜんまい魔法仕掛けのネズミと鍵がわりの腕輪。
もし両腕が使えなくても襟につけた笛は吹ける。もし誰もいないところで緊急事態が起こったらネズミを走らせる。
封印された部屋へはなるべく近づかないこと。
きゃあきゃぁっ!!
謎めいた図書館で冒険だわ!! 設定フェチの私にはたまらない展開ですぅ〜〜。
サブリエルには喋る白猫でしたがライラエルには喋る黒犬です。
あいかわらずこの世界の魔術であるチャーターマークの奔流がCGで見えるようです。
かなり私の想像力というか妄想力とフィーリングがあう話かも。
3巻はいつですかー!?
ディトマー賞受賞。
米国図書館協会トップ10ベストブック。
アマゾンコム・ベスト・オブ2001。
ブックデザイン / BUFFALO.GYM
イラストレーション / YUMIKO ISHIBASHI
原題 / "LIRAEL"(2001)