- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086003735
作品紹介・あらすじ
剣の師匠であり、今や囚われの元将軍バルモー・ハルディエを脱獄させたとの濡れ衣を着せられ、お尋ね者となったウルファ。都じゅうに厳重な警備がしかれる中、バルモーをさらった謎の黒い犬を必死に追っていた。一方、身柄を拘束されかけたアルダ・ココとヨールは、カートラムに救われて宮殿に留めおかれるが…。彼らの頭上に渦巻く黒い闇は晴れるのか!?王宮編、クライマックスへ-。
感想・レビュー・書評
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シリーズ5
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どこまでウルファを追い詰めるのよ!!!(怒)
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前巻で「たりぃ~」と言っていて、多少展開がタルいのを覚悟で読みましたが、
今回はとんでもない。
起承転結の「転」て感じで序盤のハイライトが集約されております。
ウルファ君の秘密、こうもあっさり明かされるとは…
まぁ解りやすすぎる表現が前巻であったためあっさりなところもあるんでしょう。
あとは彼の秘密の一つは全体では些細なもの…てコトでしょうね。
まだ肝心の龍探しにはチラリとも入っていないわけで…。
しかしこの巻でアナンシア姫がキーパーソンになっていくことは確定したようなもの。
彼女は一気に物語のテンションを上げてくれそうであります。
某オカマ兄さんと妹さんのコンビも好きですが…
多分前半のみのキャラなんだろうなぁ;
某白髪さんは最終巻まで大暴れが確定済みですが。
彼とアルダ・ココならつりあう気がするんですが、
彼とウルファという構図は自分的にはしっくりこない…
ウルファ君今回へなちょこすぎます。
しばらくは皆の尻に敷かれるだろうなぁ(大笑)。
でも境遇的には大きく救われましたね。
彼の恩人のことを考えると結果的には結果オーライだったんでないでしょうか。
自分的には1番お気に入りでかつ1番謎キャラはカートラムさん…
彼の化けの皮もどうはがれるのか楽しみであります。
おまけ:ヒロインなウルファ君の挿絵が間違っていますね;
このとき変装してたハズ; -
あらぬ罪を着せられたままそれすら知らず逃げるウルファ。
事情を知ったアルダ・ココもウルファを信じて彼を助けるためにウルファを探す。
そしてとうとう侯爵夫人に追い詰められているウルファを救出。
それにしてもウルファは用心棒なのに危険を引き寄せてますね〜〜〜 -
第5巻
囚われの前将軍を脱走させた罪で、またも追われる身になったウルファ。都中が厳重警備の中、アルダ・ココは占い、そしてヨールは王に再び語りかけ、ウルファと王宮にかかる暗雲をはらそうとするが…。
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2004.08.19.読了。未所有。P146で言われてる、「いにしえの大魔導師」って、タギのことだろうなとか思ったり。この時点でタギが生きてたのは何年前になるのか。リダーロイスは出てくるんだろうか。敵国だが……でも呪った当人は出てくるだろうか。むむ、先に期待。
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ようやく旅の仲間である、ウルファの出生などの話が片付いた…(?)かな、というところです。
しかし、剣士なわりに、女の子に助けてもらってばかりのウルファ。かっこいいのか悪いのかよくわからないところも、ちょっと好きだったりします。 -
前半のむずむずとした展開とは真逆で、事件解決にサラサラと読めます。
特に快活なアナンシア王女の行動が見てて気持ちいいですね。
ラストの発言もいいです。でも若干展開がもったりしてる感じもうけます。