緑のアルダ 第二部〜守龍編〜 導きの泉 (緑のアルダシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086006934

作品紹介・あらすじ

龍の島での試練をのりこえ、あらためて守龍を求めるべく旅立ったアルダ・ココたち一行。目指すは、龍の背骨山脈-しかし、なんとルダート王子もまた、星竜セインから情報を得て、ひと足はやく守龍探しに向かっていた。アルダ・ココは焦り、ひとり秘かに占いに励むが…。行く手をさえぎる黒い罠の正体は?一行は無事約束の地へたどり着けるのか?いよいよ、真の苦難の道のりがはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • ウルファはやっぱりいいなぁ(*´ω`*)

  • アルダ・ココの悪い面が悪い方に働いた巻です。……といっても、ラダの暗示の力もあったのでしょうけども。
    アナンシア姫は、人の上に立つものとしての風格をどんどん身につけていきますね。やっぱり彼女に守龍を連れ帰ってもらいたいなあ。カートラムに対してはやはりちょっと斜めに見てしまうのですが(笑)、この人は言葉の選び方に問題があるのかもしれませんね。
    ウルファはあいかわらず保護者のようですが、アルダ・ココは気づいていない模様。
    今回は、彼女の「私は死ぬまで占い師」という言葉にちょっと感動しました。すごいなぁ、自分の生業にここまで誇りと自信を持てるのは。
    ヨールの「我が友」に関する自慢がちょっとおかしかったです。ただ、彼が挑んだ龍、というのが誰のことを指すのかと考えると…。
    ところで、ラダの信仰する隻眼の女神って、あの女神のことなんでしょうか。

  • 緑のアルダ、第2部1巻です。
    自分的に今までの緑のアルダ、いや自分の読んだ榎木先生作品でも1番イマイチだった。
    表紙上部の人の策は下策すぎ、アルダ・ココの行動は前巻の彼女の行動の後と
    考えると浅はかすぎ。
    何のための龍の試練だったんだ、て感じでした。
    ゲストキャラが誰かもすぐに解ったし…
    むしろもったいぶりすぎて意表をついてくれるのかとも思ったのに…。
    前巻が良かっただけに、敵も主人公もレベルダウンしたように見えるこの巻は
    表紙が素敵なだけに寂しい感じです…
    次の巻も表紙が素敵ですがどうなるかな?

    とはいえ、今回はアルダ・ココが主人公らしかったかもですね。
    普段はサポートに見える「占い」、というかアルダ・ココが皆の精神的・肉体的
    支えというのが浮き彫りになりますから。

    今回、あとがきでラダっちのファンが増えるかもと書かれていましたが
    むしろラダっちは減って、ルダート王子が増えたんじゃないかな。
    ラダっちの暴走に呆れる彼は今回1番感情移入されたのでは(笑)。

  • 龍の島へ行った事で守龍探しとしてはルダート王子たちに遅れを取ることになったアルダ・ココ一行。
    アルダ・ココはそれを占いで知るたびに焦る思いを抱えていた。
    それを誰にも言えず、強硬に近道を選んだため、アナンシアが怪我。自分を責めるアルダ・ココ。
    そんなとき、ラダがアルダ・ココに呪いをかけて占いができなくなってしまう。
    果たしてアルダ・ココの占いの力は戻るのか・・・・
    やっと守龍探しスタートかと思いきや、第二部とか言ってもこれまでと全然変わった様子もなく・・・
    今回はラダが影の主役かな?

  • 第11巻
    アルダ・ココの行く手を阻む黒い怪物……!?
    ミズベ王城を出て二週間。アルダ・ココはルダート王子と魔法使いラダに、守龍探しの旅で遅れをとってしまい焦っていた。追いつかねばと根をつめて占いを繰り返すアルダ・ココに、思わぬ落とし穴が…!?

  • アルダ・ココの内面の戦いがメインに。ラダが意地悪だけどどこまでも小者臭いので、アルダ・ココが可哀想と思ってもそれほど焦らない。こんな奴にできることなんて知れてるわ!みたいな(笑)。でもラダの先祖気になりますな。

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