炎の蜃気楼シリーズ(24) 怨讐の門(赤空編) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086144407

作品紹介・あらすじ

上杉景虎が赤鯨衆に捕縛された。高耶の身柄は草間の手に預けられ、尋問が始まった。しかし尋問とは名ばかりで、草間は募りに募った怒りと憎しみを景虎にぶつけるのだった。なんとか高耶を救おうとする中川は嶺次郎にかけあうが、逆上した嶺次郎は中川の話を聞こうとしない。高耶という軍団長を失った前線には動揺が走っていた。そんな時、傷だらけの高耶の前に、兵頭隼人が姿を現すが…。

感想・レビュー・書評

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  • 炎の蜃気楼24

    拷問が痛そうで痛そうで・・・。

    直江、高耶を捕縛するの巻。または、赤鯨衆クーデターの巻。

    草間に最後のとどめをさそうとした嘉田を止めた高耶がかっこよかった。

  • 高耶に対する草間の仕返し。中川の説得に嶺次郎は裏切りを感じていたが考えるように。
    直江は赤鯨衆に入るが高耶が捕らわれていると知り足摺に向かおうとするも岩田に換生者であることを知られ捕獲される。上杉による景虎抹殺という嘘をつくことで高耶は間一髪嶺次郎によるクーデターにより救われる。四万十は襲撃され危機、それに乗じて直江は脱出。
    高耶は赤鯨衆を抜けようと補陀洛渡海を目指すところ吉村に襲われるが直江に助けられ、捕らわれる。
    ミホは赤鯨衆に撃たれ瀕死のところ「呼ばれた」長秀にあう。
    高耶と直江は嶺次郎に発見される。

    重傷の高耶を見つけた途端に、直江おまえって奴は、「外道が」って呟いて思わず本閉じました。それでいたわしいとかどの口で言ってんだか理解不能ですがそれでこそ直江って思えてきていっそ清々しいですね! とりあえず再会おめでとうございます。

  • 正直冗長に感じる。

    潮の能力が開花するところはちょっと熱かった。
    過去の記憶を思い出しつつあるようだがはっきりとはまだ正体が明かされない。

    ミホと一蔵に千秋たちが会うなど登場人物も多ければ舞台もあちこちに飛ぶ。

    高耶の正体を疑い色々と調べた上で高耶を信じ、
    己の、赤鯨衆の正義を信じて彼を助けようとする中川さんが恰好良かった。

    嘉田さんと草間さんのやりとりもかなりぐっときた。

  • 高耶と直江、ついに再会する。
    こんなに求め合っている二人なのに、高耶の毒まみれの体が邪魔をする。
    この毒は、どうやったら癒せるのかな。

  • はい、エロいーww蝶のような高耶さんだよー。初めて読んだ時頭バーンしたよー;まぁ、二人が一緒なのはいいですね

  • 四国。高耶さん監禁拷問。

    …直江と高耶さんはああいう形でしか愛しあえないんだろうか。読んでてゲンナリする。行為が濃厚すぎて逆に萎える。直江は、肉体以外で高耶さんを繋ぎとめる術を早急に見つけてくださいお願いします。

  • 再会…!問題は山積してるけど、とりあえずよかった~あの二人がいっしょにいないとはじまらない!
    後半の2人の印象が強くて霞みがちですけど、草間さんと嶺次郎さんの対決シーンもよかったです。これまでに2巻分のスッキリ(笑)と、やっぱり高耶さんはとめるよね!ってとこで。そんな訳でそろそろ譲の登場がほしいな~

  • 手錠してるから・・赤鯨衆に景虎の正体がばれて拷問されてる巻かしら?

  • 炎の蜃気楼-24

  • 表紙スキスキ

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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