これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 1 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2016年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086800822
感想・レビュー・書評
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いかにも経理な森若沙名子。
でも経理に限らず、こんな不器用な生き方もいいものなのかもしれない。いつも周りに振り回される私ではマネ出来ないやり方。
こんな我が道を行っても根が優しいからなんかほのぼのした。
ドラマになるのも納得のサラッとした面白さだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビの再放送を見て面白かったので原作を読んでみようと思いました。映像が先行するとどうしても演じる方の顔がちらついてしまいますが、それほど違和感なく読めました。主人公の真っ直ぐで周りに流されないところが魅力的でした。
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経費で落ちないのかと思いきや、経費で色々落ちている。
経理から見る、仕事観、人間観が爽やかに入ってきます。
森若さん好きです。 -
ドラマでこのタイトル見たことがあるなあ、と読んでみた。
石鹸、入浴剤のメーカー、天天コーポレーションの経理部の森若沙名子。入社5年目、27歳。
ひっかかりも、足りないものも過剰なものもない。きっちり働いて責任を果たし、働いた分の給料を適正にもらい、自分のために使う。
会社にも、他人にも。与えた以上のものは求めず、求められた以上のものは与えない。
そんな沙名子の完璧な生活を乱す事件たち。
営業部の若きエース、山田太陽はデート費用を経費で落としているのか
研究所の受付に置いている物販の売上金額が合わない謎
沙名子に好意を寄せる太陽のアクシデント連発な一日
秘書室の有名人、マリナからのメール誤信と現金入金
沙名子の仕事と生活がきっちりしていて憧れる。
こういうキチンとした人になりたかった。
本人視点だと冴えない描かれ方だけど、太陽くんの視点からの沙名子が新鮮で、そんな彼女も好き。
沙名子の周りの人々も個性的で楽しいんだけど、表面に出てこない悪意がじんわりと染み出す感じが、不気味。
まだ続くようなので、今後、人間関係がどうなるのか気になる。 -
'21年12月30日、読了。青木祐子さん、初。
紹介文を読んで想像していた話とは、少し違っていましたが…楽しめました。とても読みやすく、スラスラと読めました。
他の方の本棚でよく見かけたシリーズで、「人気があるんだなぁ。読んでみようかな…」と、思っていました。古本で見つけて、購入しました。
これって…女性を読者対象として書かれているのかな?でも、オジサンでも楽しく読めました。
らしくない、ですが…こういう微妙な距離感の男女の話は、意外と好きなんだなぁ、なんて、自己発見(?)につながりました。ハハハ(◔‿◔)
第二話に登場する、咲さん…一番気に入りました。少しのズルさも含めて…可愛いなぁ、と。
1~3巻までまとめて買ったので…次、…2巻、トライします! -
姉後肌の主人公が社内の経費の謎を解く
という感じかな と思っていたので
主人公森若さんの 淡々としたお人柄に
ちょっと意表を突かれました
森若さんは どちらかといえば
辻褄さえあっていれば どっちでもいい
というクールな感じ
このほうが 暑苦しく正義感を振り回すよりは
実際の業務に近いかもしれませんね -
再読。NHKのドラマで観て、ハマって本も読むようになり、読めば読むほどドラマの配役がドンピシャなことに驚きつつ、もうそのイメージで読み進めています。
森若沙名子…多部未華子
山田太陽…重岡大毅
佐々木真夕…伊藤沙莉
田倉勇太郎…平山浩行
有本マリナ…ベッキー
再読してみて、マリナさんや咲ちゃん、いたなぁ〜って懐かしくなりました。マリナさんはこれからややこしいことになっていくわけだけど…
沙名子さんの一人暮らしの完璧さには感心しつつ、そこにこれから太陽くんがどんどん侵食していくのが楽しみです♪♪
太陽、がんばれ!!母は応援してるぞ(笑) -
とにかくハマった。
一気に
1から6まで読んだ!
あれ7は出ないのかしら? -
銀行のお話が特に好きなので、本屋で見て一目で『おもしろそう』と。とてもあおもしろかった。きりか(?)ちゃんと一緒に仕事をしたくない。ああいうのが1番かわいいフリしたぶりっ子だと思う。
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イーブンで生きることをモットーにしている経理部の森若さん。
経理部を舞台におこるお仕事小説。
ドラマが面白かったので読んでみた。
サクサクと読めた。
1巻はさわりという感じ。
続きが読みたくなった。
太陽の存在で少しずつ森若さんのペースが変わっていく。
この先が楽しみだ。