これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 1 (集英社オレンジ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800822

感想・レビュー・書評

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  • NHKのドラマで知って購入。ドラマの第一話も見たかったけど、今となっては仕方ない。

    イーブンっていう考え方、同意するところもあれば自分にはここまでできんなと思うところもある。こんな風にオンとオフを切り替えられないし、「自分はしっかり働いて正当な給料をもらう」とは言っても何をもって正当というのか、とか考えちゃいそう。
    病院勤めの自分にしてみたら、経理の世界ももちろん、一般企業の世界も新鮮。
    ドラマも楽しみだし小説の続きも楽しみ。

  • 社内の不正を経理的な視点から暴いていくイメージで読みたくなったシリーズ。
    思ってた以上に経理の専門知識の話もなく、淡々とした主人公・森若さんと会社の人たちの交流を描く。
    入社5年目、27歳でこの落着き。
    ただ経理をやっていると言うだけで、世間のイメージってこんなものなのか…と最初は主人公のキャラ設定に不満だったし、タイトルに「経理部」と入っている割には、全然突っ込んだ経理の話もないし、これは違うかも…と途中で挫折しそうになった。
    しかし、読み進めるうちに沙名子の人間的な部分も見えてきて、最後の最後になって、やっと面白いと思えた。
    経理の話と言うと、どうしても山田真哉の「女子大生会計士の事件簿」のイメージが強いので、それを期待してしまうと、かなり物足りないかもしれない。

  • スラスラ読めて、おもしろかった。森若さんも、太陽くんも、がんばれ‼︎って応援したくなる。最後の食事をした後の二人も気になるな〜。2巻で描かれるのかな。
    フェアじゃなくて、イーブン。そういう考え方もあるんだな。裏表紙にもある、だいたいの社員は入社すると少しずつずるくなる。ってめちゃくちゃわかるな〜。きっとどの職場だってそうで、ならないほうが珍しい。
    森若さんの、実は周りの人のこと色々考えてるとことか、今の自分の生活を充実させてるところとか良いな〜と思った。周りの人たちもなかなか良いキャラしてて楽しいし、続きも読んでみようかな。

  • 遅ればせながら、ドラマ見て気になっていたのをようやく読みました!
    お仕事小説ではあるのですが、こう、主人公が仕事に情熱!と、いうよりはフラットで淡々としている感じが好感度が高いです。
    お仕事小説としてだけでなく、恋愛小説としても楽しめるのでゆるーく読んでいけたらと思います。

  • 私生活きっちりしてて可愛い主人公だなーと思いました。面白かったので2巻からの続編も買いました。

  • ドラマや漫画はチラッと見たことがありましたが、原作は未読だったため、読んでみました。
    経理の業務について知ることができたり、天天コーポレーションの個性豊かな人物たちの起こす騒動にくすっと笑えたりで、楽しく読了しました。
    ただ、森若さんがあまり好みじゃないかなあ。
    先日読んだ『コーチ!』の方が、私は好きですね。
    今後、物語が進むにつれて森若さんがどう変わっていくかに期待したいと思います。

  • 読みやすい。
    経理部を中心に、小さな事件がおこる。
    森若さん、好きです。
    何だかんだ巻き込まれてしまってる。

  • 経理部の森若さん。プライベートと仕事はキッチリ分ける。会社の余計な噂話は極力耳にいれない。
    森若さんは自分のことなんでも普通レベルだと思ってそうだけど、意外と森若さんのスタンスでいるのは難しいと思う。
    経理の仕事あるあるが詰まってそうです。ちょっと経理に興味湧く。

    やたら人間関係がリアルなお仕事小説でした。希梨香ちゃんも真夕ちゃんも太陽くんも…その他もみんなちょいクセの憎めないキャラ。サクッと軽く読めるけど先が気になる。森若さんを知れば知るほどファンになりそう。

  • ドラマの再放送を見て、気になったので読んでみた本。
    面白くてスイスイ読んでしまった。シリーズ本なんですね。知らなかった。沙名子と太陽の関係が今後どうなるか気になるから次のお話も読みたい。
    実家の猫の名前がまぐろ・しじみでセンスがあるなぁ〜。美味しそう。
    沙名子の過不足なくスケジュールに沿った日常を送ることに満足しているという考え方に共感する部分が多かった。経理あるある話も、わかるなぁ〜と思った。
    しかし、天天コーポレーションの社員たちは自分勝手で、汚いことをするひとも出てきてこの会社大丈夫かなー?と心配になる程だった。
    この本を読み切って多部ちゃんと重岡くんの配役はぴったりな気がした。(途中の1話だけしか見てないけど)

  • 小説でもプロフェッショナルの話は面白い
    刑事ものは確立されているが、様々な職業
    がバラェテー豊に小説に描かれている

    本書は、会社の経理課という、どうやって
    小説で盛り上げられるか疑問しかないww
    経理をやっているからというよりも、性格
    がしっかり設定されている森若さんは日常
    でもオカシミがある

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著者プロフィール

あおき・ゆうこ
『ぼくのズーマー』が集英社主催2002年度ノベル大賞を受賞してデビュー。『これは経費で落ちません! 経理部の森若さん』シリーズがドラマ化、コミック化され人気を博す。『派遣社員あすみの家計簿』も好調!

「2021年 『コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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