ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086801416

感想・レビュー・書評

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  • メッチャ面白かった!
    続きが早く見たい☆

  • こちらも前作を読んでから年単位で過ぎてるけど、読み始めると細かいところも思い出せて楽しかった。

    碧ちゃんを取り巻く知人たちの短編集になってるのも飽きなくていいな。
    碧ちゃんは主人公になるには若干地味(笑)? なところがある? いい子すぎるんよね。…ので、周囲のキャラクタたちを掘り下げていってくれるのは楽しいな。

    ごはんの描写もますますおいしそうになってるし、楽しい本やった。

    と、思ってたら、終章の大樹くんどうよ。びっくりしたわ。

    おいしく甘酸っぱいシリーズになってるなあ。続きも読もう。
    あと、中華粥めっちゃ食べたい。

  • 「向日葵とアイスクリーム」
    彼の答えを聞くために日本へ。
    今よりも条件が良く立ち位置も文句無い状況なのに迷うという事は、彼の中で何かしらに未練があるからなんだよな。

    「親子のための鯛茶漬け」
    本人の口から聞かされた現実。
    自分が帰省するタイミングを失っていたとはいえ、こんな事を人伝に聞くのは気分があまり良くないだろうな。

    「肉だんごで験担ぎ」
    帰省したくない訳は田舎特有。
    これが未成年の話なら別だが、成人して立派に社会に出ている人に向かってここまで言う人は未だに居るんだろうな。

    「謎と追憶の茶碗蒸し」
    教え子を名乗る者からの手紙。
    生前どれだけ慕われていたのか分かるが、彼は本当に彼女の追悼にだけ訪れたのか少し気になる最後だったな。

  • 4冊目。
    今まで現実的なお話はあまり読んでいないけれど、これはある意味で非現実な気がします。
    優しい気持ちになれそうなので、引き続き読みたいと思います。

  • やっと自分の気持ちに気がつきましたかぁ。続き続き。

  • パティシエの蓮に修行時代の友人から引き抜内に留まるか将来に向けての選択の時といったお話でした。将来的には実家を継がず自分のお店を持ちたいという着地点でした。実家とは方向性が違うお店を目指す彼はどんなお店を作りたいんだろう。興味があったのだけど具体的な描写がなくて残念。

  • 鯛茶漬けがあんまりにも美味しそうでジャケ買い

    一巻を読んで間をとばしてこの巻を読みましたが
    一話ごとでもあるので問題なく読めました
    ようやっとそれぞれ気持ちに気付いたようで
    このあとも長そう

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    小料理屋「ゆきうさぎ」でアルバイトを続ける碧は、大学の友人の玲沙から、母親の再婚相手のことがわからず悩んでいると相談を受けた。弟から聞いたのと実際に会ったのとで、様子が違ったのだ。碧は「ゆきうさぎ」につれてきたらどうかと提案するが? 表題作に加え、決断を助けるアイスクリーム、縁を結ぶ肉だんご、懐かしの茶碗蒸し……などをご用意しています。

    やっと?というのはエンディング。
    都筑はレギュラーとなるのか?
    相変わらず美味しそう。

  • パリ時代の友人による引き抜き話とパティシエの蓮、玲沙と弟たちと母の再婚話、ミケの契約社員話やお見合い話等、四話中三話は脇役による番外編のよう。母の教え子の青年が碧と大樹の関係に一石を投ずる四話目で一気に本筋へ。大三の碧の進路を思う大樹や彼の自覚が何だか意外。沢山の温かい家庭料理が変わらず美味しそう。

  • シリーズものやったんですね。どうやらその途中の巻から読んでしまったようですが、十分楽しめました。
    けど、大樹とタマちゃんの関係をもうちょっと味わってからの方が、最後の一文をもっと楽しめたのでは。。。!
    ここに出てくるごはんはどれもおいしそうなんですが、何より作り手の気持ちがこもったお料理がたくさん出てきます。まさに、「大事な人の、おいしい顔は、うれしい。」

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