台湾 したたかな隣人 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203325

作品紹介・あらすじ

対中国、対北朝鮮、対韓国…東アジア地域における日本の位置取りには常に緊張感がつきまとう。経済的に中国との関係を密にしながら、一方では政治的警戒を緩めない米国も、中国と台湾の関係には神経質になる。そんなアジアで、台湾は独自の歩みを続けている。中華人民共和国の成立から半世紀以上-すでに経済的にも台中関係は激変し、「台湾独立」の意味も変わった。そんななか、更に、陳水扁・民進党が草の根から変えつつあるものがある。台湾在住の日本人ジャーナリストで、民進党を身近に観察し続けてきた著者が、今後のこの地域のキーストーン・台湾の動きを克明にレポートする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • データは古くて前々総統陳水扁の時代までしかカバーしてないのだけど、台湾政治(特に民進党事情とか)を外観するにはいい本だと思います。

  • [ 内容 ]
    対中国、対北朝鮮、対韓国…東アジア地域における日本の位置取りには常に緊張感がつきまとう。
    経済的に中国との関係を密にしながら、一方では政治的警戒を緩めない米国も、中国と台湾の関係には神経質になる。
    そんなアジアで、台湾は独自の歩みを続けている。
    中華人民共和国の成立から半世紀以上 ―すでに経済的にも台中関係は激変し、「台湾独立」の意味も変わった。
    そんななか、更に、陳水扁・民進党が草の根から変えつつあるものがある。
    台湾在住の日本人ジャーナリストで、民進党を身近に観察し続けてきた著者が、今後のこの地域のキーストーン・台湾の動きを克明にレポートする。

    [ 目次 ]
    第1章 民進党とはどんな政党か
    第2章 民進党と社会運動・市民社会
    第3章 国民党独裁体制から民進党の発展まで
    第4章 与党となった民進党
    第5章 ポスト陳水扁
    第6章 アジアの中の台湾

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 台湾は1945年、日本の敗戦直後、ただちに中華民国国民党体制による支配が開始された。ところが中国から持ち込まれた悪性インフレ、何でもわいろを要求する完了の汚職体質に台湾人の怒りが爆発した。
    SARSが大流行しても台湾はWTOに加盟していいないから情報伝達など国際協力が受けられない状態だった。
    台湾では、地理は歴史、歴史は神話という笑い話がある。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1966年石川県金沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、台湾大学法学研究科修士課程修了。共同通信社記者を経て、台湾・新境界文教基金会専門研究員。現在、公立小松大学国際文化交流学部准教授。主な著書に、『台湾入門 増補改訂版』(日中出版)、『日本のアニメはなぜ世界を魅了し続けるのか―アニメ聖地と地方インバウンド論』(ワニブックスPLUS新書)、『この国のかたち2020』(エムディエヌコーポレーション)等。訳書に李筱峯『台湾・クロスロード』(日中出版)、陳明仁『台湾語で歌え日本の歌』(国書刊行会)等。

「2020年 『知られざる台湾語文学の足跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

酒井亨の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×