- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463538
感想・レビュー・書評
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穂村弘が40歳でこれを書いてるからまだ安心できるけど、それでいいのか?20歳でこれ書いてたら安心して読めたのか?ナナメの夕暮れ的なものを読んで安心できるのは自分が年下だからなのでは。
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持ち歩きやすくて良かった
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初っ端から笑わせにくるとは。後半にゆくにつれグッとくる内容。個人的には「エスプレッソ」「悪魔の願い」「タクシー乗り場にて」「それ以来、白い杖を持ったひとをみつめてしまう」が好き。
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3.5くらい
初穂村弘!
強すぎる自意識
今はまだ人生のリハーサル、本番始まったら本気出す -
作者の言い回しが独特でおもしろいし、ほとんどの人は気にしないようなことを気にしすぎてしまったりする性格も私と通づるものがあり共感しながら楽しく読めました。
穂村弘さんの他の作品も読んでみたいと感じました。 -
本当に全てがリハーサルだったらいいのに!
エスプレッソを飲むのにも一苦労、影の薄い人代表、焼き鳥に苦戦・・・そんな素敵レベルをそんなに気にしながら一秒一秒を生きている姿が何とも愛おしい。大声では言えないけど「そうそう!私も!」と何回心でつぶやいたことか。
とはいえ予行練習ができないからこそ、面白くて辛くて苦しくて楽しいのが人生なんでしょうね。誰もが見逃しそうな日々の些細な出来事、人のちょっとした言動の中から様々なものを敏感に感じ取る力には脱帽です。それにしても男性で『オリーブ』を32歳まで何の戸惑いもなく買っていたとは流石だわ。 -
ふふ、ブラックジョークというわけじゃないけど、物事を変わった見方をしていて、最終的に自虐ネタに繋がるの、面白いなぁ。そうくるか〜笑
何となく共感できる部分もあるのに、時々意味わかんないね笑 -
タクシー乗り場の老人に泣く。
そんな出来た人間じゃないので。
ぶわわっと泣いてみたい。
全編通して思うのは、やはりこの人の文は面白い。 -
自意識に押し潰されている様に可笑しみを感じながら、これは自分自身にもあてはまることであり、結局自分も自意識の塊であるのだと納得する。
思春期〜青年期に読んだらまた面白いのだろうと、時期が来たら本棚の子供が触れやすい位置に置こうと思う。穂村氏の作品集と一緒に。