おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 650
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470598

感想・レビュー・書評

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  • Umm…〇代後半の男が読む小説ではなかった。

  • なんだか青春

  • 初めての村山作品。まず褒める。この恥ずかしいタイトルを手にした自分を。ノンストップで2時間、ニヤニヤしつつ。

  • 友人のお薦め、ということでシリーズ1作目を。
    著者の作品自体、たぶんはじめて。

    う~ん。なんだろうな。
    これを10冊以上も読めるだろうか…という感じ。

    なんとゆーか。
    もちろん、難しい状況に対してどうチャレンジするか、てゆー人のエネルギーは感じられる作りで、それはすごく良い。
    けど、勝利少年が高校生だからなのか、そのあまりの真っ直ぐさ、純粋さ、美しさがまぶしすぎて、まともに見続けられない。
    自分がそうでないから、うらやんでいるだけなんか。
    もっとこう、光にあふれていない部分はないのか、と。

    いや、違うな。
    恋愛のシーンばっかりだからかな。
    人生は恋愛でできてるわけじゃないから、
    勝利少年にももっといろんな側面があるはずなんだ。
    けど、それが見えない。だから、人間らしさがあんまり感じられない。

    この先も同じトーンで進まれたら、辛いなー。大学行ったり、働きはじめたりしたら変わってくんかな。
    ブックオフで続きを見かけたら買っていこうと思います。

  • こんなしっかりした大人な年下の男の子、いないだろうなと思いつつ、すごく羨ましい。

    大人、って難しい。恥ずかしがらずに、素直に「振る舞える」人が包容力のある大人なのかなぁ、と最近思う。自分の考えをきちんと伝えられる能力のある人が、本当の大人なのかなって。

    勝利には、5つも年上のかれんがどう見えているのかな。男の子は普通年下の女の子が良いと思うけど、綺麗な人なら年齢とか関係なくなるのかな。年下にこんなに大切に想われるかれん、いいなー。とかずっと思ってた。

    かれんの気取らない無邪気なところも、真似できるならしたいぐらい。女性の作家なのに男目線なのも、新鮮。
    (20140831)

  • 勝手に女性目線で進められていくものだと思って読み始めたので、物語の進行が、勝利の目線で進められていくことに驚きました。
    文章の書かれ方も綺麗だし、勝利やかれん、丈、マスターなど個々のキャラクターも皆ステキだと思いました。
    シリーズ一巻目にしては、色々展開が早かったけど、ここから先がどう展開していくのか楽しみです!

  • うへぇ……甘ったるい。ザリザリの砂糖の塊をウッカリ食べちゃった気分です。最近夏なのに雨が多くて滅入るから気分転換がてら恋愛モノでも読むかと、ものすごく久しぶりにおいしいコーヒーの入れ方シリーズを引っ張り出してきたのですが、ちょっと甘ったるすぎた。
    最初に読んだときはかれんよりも年が下だったこともあって、可愛い大人だなーと思ったんですが、改めて読むとちょっとあざといかも……。年下の女の子(生徒たち)の受けは良いでしょうが、今実際かれんがいたらうっとおしいかもしれません。計算じゃない天然ほどカチンとくるものはない。
    でもかれんみたいな女は勝利じゃないとやっていけないでしょうね。勝利は恋愛してる気でしょうが、まだどこか憧れ混じりだと思います。

  • 「いてほしいときにそこにいてくれる」ってそれは好きになるわ。続きが楽しみです。

  • いい。実にイイ。

  • 家族構成とかややこしくて台詞が長かったりするので、少女漫画の文庫版という感じでした。

    薄くて、サクサク読めるので
    すぐに読める。
    情景描写も少なく、心の中の声が多く書かれているからだと思いますが。

    あんまり恋愛の本はよまないので
    新鮮でした。初々しかったです。

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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