めまい (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474541

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ唯川恵作品。短編小説がいくつもあって、おもしろかったけど、描写が結構グロくて気持ち悪くなったり、ショックを受けたり。でも、もう読みたくないって気持ちよりは、どうなるのどうなるの?!って、早く先に進みたい気持ちが優先してたから、結局はおもしろかったです。(2006年2月頃)

  • 唯川恵の恋愛ホラー。こちらも好きです。「私、きれいになりたいの」と美容外科クリニックを尋ねてきた級友のかつての復讐。「私、きれいになりたいの」という台詞を思い出すととても怖くなりました。こういう恐怖は女がつくりだすもの。「誰にも渡さない」もすごかったですね。

  • タイトルにぴったりの短編です。

  • 狂気と愛って紙一重、って言うか境目なんてないと思うよ

  • 恋愛(純愛?)短編集。
    大人の女の人って揃いも揃って魅力的な男に惑わされるものなのか…
    こわい、こわいなぁ…静かに恐怖が伝わってきました。

  • 鯉の話が怖い。
    人間の怖さ。

  • 正直あんま好きにはなれないけど、うまいと思う。
    ちょっとやりすぎだけど、女の怖さをちゃんと表現してる。

  • 女にまつわる心理的ホラー短編集という感じ。

  • この作家は昔からなめていた。あまりに可愛らしいペンネームもその一因だが、鳥のエサにもならない恋愛小説を書く作家だと見くびっていた。それがこの本を読んで、地面に顔をこすりつけてこれまでの無礼を謝りたい気分になった。うまい!とてもうまいです。「めまい」は短編集で、全て女性が主人公なのだが、どれも印象的。解説もよかった。

  • ヒッチコックによるサスペンスの傑作と同じタイトルである。タイトルと同じ章は無いが、この短編集に「めまい」と付けたセンスは抜群だ。「病む月」と比べると、こちらのほうが話がわかりやすい印象。よって、中には途中で結末が想像できてしまうものが少なくない。「病む月」で味わったラストを読んだ時の快感は、こちらは少ない。ただ、それでも十分に面白い。下手なミステリーのTVドラマなんかを観るよりも痛快であり、楽しめる。

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