- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087474541
感想・レビュー・書評
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やっぱり唯川恵さんのストーリーには引き込まれます(笑)
この「めまい」はサスペンス風な短編集で
通勤で読むにはちょうど良かったです
さぁ 次は唯川さんのどれを読もうかな♪
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2018.10 再読
読んだっけ?と読み返してみたが
なんとなーく前にも読んだような?としか記憶がない(笑) しかし、また楽しめちゃってるお得感 -
全体的に怖い。
だけど、先が読めてしまう怖さだった。 -
<私、きれいになりたいの……>美容外科クリニックを経営する庸子を訪れてきたのは、高校時代に苛めていた吉江だった。彼女は庸子に無謀とも言える全身整形を依頼する「きれい」、難産だった為か病弱な双子の姉は、私の持っているものを全て欲しがった。<自分が病弱になったのはお前のせいだ>と言って……「眼窩の蜜」など、女の愛と紙一重の狂気を描き出した10編を収録。
全編ホラーといって差し支えない作品だが、サイコホラー系あり、グロテスク系ありとジャンルは幅広い。
人を想う気持ちというのは、一つズレれば禍々しいものになるという好例か。女性作家ならではのホラー短編集。 -
いろんな意味でホラーやった。あぁ恐ろしい…。読んでる間ずっと何かに乗っかられているようなそんな感覚。
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めまいがするほどの、暗くて重いものがつまった短編小説。
個人的には最後の「月光の果て」が、すっとした月明かりにも似た表情をみせていて良かったと思う。 -
恋愛の狂気を書いた幾つかの短編集。
怖かったですわ・・・。
人の心の闇がこの世で1番怖いんじゃないかと思います。 -
10の短編がおさめられた一冊です。
どれも女性の狂気からくる物語で、ぞぞっとしてしまいます。
アンハッピーエンドばかりなので、好き嫌いが分かれる一冊かと思います。(わたしは後者)
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恋愛小説なんだそうです
女が男を心から愛した時、行きつく先はどこなのか
愛しさは狂気と背中合わせであり、狂気は恐怖を呼び、恐怖は哀しみに似て、哀しみは結局愛しさに繋がってる
・・・・んだそうです(笑)
うん、そんな感じ。愛からクラリとひっくりかえる恐怖の世界。
ラストの「月光の果て」はすごくよかった -
唯川さんが脱皮したと言われている作品。
主人公が女性の10の短編集。
多分幅が広くなったという意味かな?
ずっと読みたいと思っていましたが…結構衝撃的でした。
恋愛小説なんだけど、ホラー小説っぽい。
つまり恋愛ホラー小説。
でもホラーというよりもある種の究極の愛だな〜と感じました。
基本的に主人公やその周りの人がかなりの危険人物です。
タイトルがぴったりで本当にめまいがしそうな1冊でした。
多分普通に考えて非現実的なんですが、唯川さんが描くとすごく現実的でかなり怖かったです。
展開が途中で読めても、ハラハラします。
唯川さんの短編集って表題作とかがなく、短編集にタイトルをつけるのが素敵だと毎回思います。
しかもそのタイトルが短編集の的を得てるんですよね!
読んでから気づいたけど私グロイのとか無理な子でした。
ドラマの手術シーンとかも無理です。
そのためこの作品読んで途中吐き気に襲われました。
電車の中ですごい顔をしていたと思います。
出来れば二度と読みたくない…かも。
とにかくグロいです。
愛って怖い…と思う1冊でした。