若葉のころ (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087478112

感想・レビュー・書評

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  • 続きが読みたいような、読みたくないような。

    10代だからこその、危うさや脆さを、美しい情景と共に
    留めたからこその作品ともいえる。

    表層・像という言葉が多く登場するが、このシリーズ通して
    主人公たちの表層だけが浮き彫りになっていて、
    だからこそ、浮遊したような漂う空気感になっているのかもしれない。

    「満開の桜に感動しなくてもいい」と明言してしまう
    凛一は、このまま家元を継ぐことはできるのかな。

  • 2009/06/13

  • 完結

    一気読みしてしまった

    千迅さんをわたしにくれ

  • 岩手などを舞台とした作品です。

  • ハッピーエンドでよかった!

  • 優しい物語だった。なんだかんだ言っても、千迅さんも有沢も、優しい。みんなが凛一のことを気にかけている。そして、氷川君も。そんなみんなの優しさに救われる。

  • シリーズ最終話です。
    とても眩しく感じました。

  • 完結。個人的には千尋さんがあまり出なくて残念だった。正午の声はたつひさイメージでした。根が素直で、いたずらもするんだけど憎めない子。千尋さん、省子、正午、千迅、凛一は好き。有沢と氷川は実はあまり好きにはなれなかったかなー。思ったり思われなかったり、だけじゃない。思いが強すぎたり、表現を間違ったりすることでも崩れてしまうことだってある。

  • 凜一シリーズ、最終巻。
    有沢さん、再びです。
    でも、有沢さんが揺さぶろうとも、もどかしく縺れながら、凜一と氷川は結局、離れられない。
    正午の言う通り、いい男はみんな、凜一が好きなんですよね。笑

  • その後も気になるのです。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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