- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087478266
感想・レビュー・書評
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熱くなるシリーズ。
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毎回似たような前フリが出てくるから、ちょっとそこだけ飽きてきた…でも好き
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パターンがわかってきたのでマンネリ気味に。竹久の話が好き。
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まずは第一巻「闇の花道」、第二巻「残侠」を読め。
話はそれからだ。 -
天切り松シリーズ第三巻!
「・・・恋に言葉はいらない。そばにいて、魂が通い合えばそれでいい。・・」
侠気あり、涙あり。愛があって誇りがあって。このシリーズは生き様を考えさせられます。 -
浅田次郎というと人情話みたいなイメージで実は避けてきた作家の一人でした。 しかし本屋で後ろ姿ばかりの表紙が気になり手にとって見ると任侠物? だったらパスかなと思いつつ解説を読む。なるほど年老いた盗人が語り部になって大正時代に見栄をはって生きた盗人家業の男達のエピソードでかなり痛快な話らしい。読んでみたらその通り、当時の貧しい者がどんな人生を送らねばならなかったかとか、警察と闇社会が折り合いをつけながら共存している様子なども面白く読めました。 語り部の松蔵じいさんの江戸弁がここちよく思わず口ぶりをまねてみたくなりますよ。『てぇした話じゃねぇがよお、気が向いたら読んでみておくんない!』みたいな感じ(笑)
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【2006.04.04.Tue】
天切り松シリーズ第3弾。またもや泣かされた。どの登場人物も「粋」の一言に尽きるのだが、さて「粋」とはなんであろうか?この頃では使う人もいなくなった。作中で松蔵が何度も思う「格好いい」。それこそが粋ではないだろうか。とにかく格好いいのである。しかしその格好よさは作られたものであってはならない。見栄を切ろうが、嘘をつこうが、自分の信念が真っ直ぐ通っていないと無理だ.大正時代を生きる彼らに、私は学びすぎるほどのものを与えられた。これを活かさなければ、私は今を生きる資格さえないとまで思う。彼らの生き方は現代では逆に格好悪いと言うことになってしまうのかもしれない。しかし、こんなに心揺さぶられるのも同じ人間なのだからと思えば、江戸っ子ではない私でも、人生のいくつかの場面で粋に立ち回れるのではないだろうか。いや、そうであらねばならない。
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読んで損はなし。
登場人物が格好良すぎる -
このシリーズは2000年前後に書かれ、バブル崩壊の殺伐とした現代と同じ不況ながら大正時代の比較という面を持ちますが、現在の格差社会という部分も既にテーマとして入ってるようですね〜
「初湯千両」「共犯者」「宵待草」「大楠公の太刀」「道化の恋文」「銀次蔭盃」の6夜。一家のメンバーのエピソードも2、3回目となるとインパクトが弱くなる。この中で一番好きだったのは「共犯者」。見事に落とされました(笑)・・書くとネタバレになるしな〜(^_^;)
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200701
2日間