分身 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 18511
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087485196

感想・レビュー・書評

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  • 人気のある東野さんの中の人気作品なので何となく読んでみました。

    登場人物たちの思考と全く共感できなくてすぐに飽きてしまった。

    自分が代理出産で生まれてようがクローンで同じ遺伝子情報の人間がこの世にもう1人がいようが『今生きてる事』に何にも支障がない出生の経緯に執着して解き明かそうとしたり、隠そうとしたりしてる様子が正直くだらない事に拘っているだけだと思い途中で脱落しました。

    代理出産とクローン技術をテーマに何か書きたかったんだと思うけど、それだけって感じです。

  • 本当に軽々しく、深みもないミステリーを書く人と思っていた東野圭吾だが、容疑者Xの秀逸さに惹かれて読んでみたものの、やはり何一つ中身のない作品であった。
    相性の悪さか、作品テーマの悪さか。
    表現、描写、文体、登場人物、どうやったらこんなに詰まらない作品に仕上げられるのか。その方がミステリー。

  • こういう設定のオチは好きじゃない。

  • 瓜二つの二人の女性が主人公。テレビドラマ化もされた話題作。ページの大半が主人公である二人の視点を行ったりきたりしながら「親探し」をする展開に費やされる。終盤はサスペンス要素があるもののやや冗長。気になったのはこの話で取り上げられる問題に付随する生命倫理的課題について、作者がどう考えているのか、最後まで読み進めてもさっぱり見えてこないこと。また遺伝病に対する差別や偏見を助長しかねない描写があるのも引っかかる。

  • クローン人間として生を受けた2人の女の子の話。
    母性とは血のつながりを超えるものかも知れない。

  • クローンの話

    微妙
    展開がおせぇ
    途中からオチが読める

  • いまいち。

  • よくある設定、よくある書き方、であるのに関わらず読みにくく分かりずらい。

  • とりあえず実験系でグロテスク。

  • 久々の東野圭吾作品やなー。って思いながら読んだんですが…
    作品の序盤も序盤ぐらいで主人公二人の秘密とかが殆ど読めてしまい、
    こんなに単純な話のはずないから、そうやって真相が読めたと読者に思わせといて
    実は全然違う真相なのかしら?って思って読んでたんですが
    完全にそのままのオチでした。
    まあミステリではないので、謎解きとかそういうのを期待する話ではないんでしょうが、
    いくらなんでも読者の想像の範疇レベルで話が進み過ぎ。
    東野圭吾の読みやすい文体じゃなかったら最後まで読めないレベルの内容ですぜこれ。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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