- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087494907
感想・レビュー・書評
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くせのある親子の話。私小説なのか。タイトルだけみて山登りの話しかと思ったけど、釣りの話しでも楽しめた。
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学と父の友達のような関係が心地よく羨ましかった。
タンポポ
ムロアジ大作戦 -
息子・岳の成長期
岳の力強さに感服
息子に旨いもんをたらふく食わせる、その心意気に父の息子に対する愛を感じた。 -
椎名誠は何を書いても骨太な感じがする。父と子,というのはこそばゆいものだが,その感じも含みながら,こどもを愛おしく思っている気持ちが伝わってくる。
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前半は面白かった。
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椎名誠は結構読んだが、これはあまりに評判良く、しかも売れたため読まなくてもいいか、と放っていた。ヒットから30年経って読むと、これが何故あんなにヒットしたのかよくわからない。
特に面白くないし、文章がいいわけでもない。
こういう親子が当時は珍しかったから?
椎名誠の人気が高まっていて、私生活を知りたい人がたくさんいたから?
今読むと、岳くんの人生にとってこの本はなかった方が良かったんじゃないかと思わずにはいられない。
もちろん、当時の本人に了解をとって書いたのだろうし、日本の純文学はほとんど私小説なんだし、『ママぽよ』みたいな漫画だって子供の本名を書いていたし、と椎名誠を庇ってやりたくはなるが、タイトルが本名というのは、やっぱりどう考えても可哀想だ。
更に、今読むと、共働きなのに、自分は冒険三昧(仕事ではあるが)、日々の家事育児は妻任せの上、自分の仲間を自宅にしょっちゅう連れてくる、夫としてどうなの?と思う。
豪快な面白い人というイメージで売れたから、それをキープするために頑張ったのかもしれないが、それは家族のために良かったのだろうか。
老境に入った椎名誠に、今どう思っているかきいてみたい。 -
男の子を育てるのって、難しそう。
だけど、こうありたい、目指したかった。
また1から子育てできたら・・・ -
旦那と喧嘩したときや、子供にイラッとした時に読むと、気持ちが落ち着く本です。
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会社の先輩オススメの私小説。弊社には、椎名誠ファンが多いな。岳可愛いなぁ。彼の成長っぷりに読んでるこちらまで微笑ましく優しい気持ちになれる本。