岳物語 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.64
  • (197)
  • (280)
  • (473)
  • (34)
  • (3)
本棚登録 : 2601
感想 : 239
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087494907

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • くせのある親子の話。私小説なのか。タイトルだけみて山登りの話しかと思ったけど、釣りの話しでも楽しめた。

  • 学と父の友達のような関係が心地よく羨ましかった。

    タンポポ
    ムロアジ大作戦

  • 息子・岳の成長期

    岳の力強さに感服
    息子に旨いもんをたらふく食わせる、その心意気に父の息子に対する愛を感じた。

  • 椎名誠は何を書いても骨太な感じがする。父と子,というのはこそばゆいものだが,その感じも含みながら,こどもを愛おしく思っている気持ちが伝わってくる。

  •  前半は面白かった。

  • 椎名誠は結構読んだが、これはあまりに評判良く、しかも売れたため読まなくてもいいか、と放っていた。ヒットから30年経って読むと、これが何故あんなにヒットしたのかよくわからない。
    特に面白くないし、文章がいいわけでもない。
    こういう親子が当時は珍しかったから?
    椎名誠の人気が高まっていて、私生活を知りたい人がたくさんいたから?
    今読むと、岳くんの人生にとってこの本はなかった方が良かったんじゃないかと思わずにはいられない。
    もちろん、当時の本人に了解をとって書いたのだろうし、日本の純文学はほとんど私小説なんだし、『ママぽよ』みたいな漫画だって子供の本名を書いていたし、と椎名誠を庇ってやりたくはなるが、タイトルが本名というのは、やっぱりどう考えても可哀想だ。
    更に、今読むと、共働きなのに、自分は冒険三昧(仕事ではあるが)、日々の家事育児は妻任せの上、自分の仲間を自宅にしょっちゅう連れてくる、夫としてどうなの?と思う。
    豪快な面白い人というイメージで売れたから、それをキープするために頑張ったのかもしれないが、それは家族のために良かったのだろうか。
    老境に入った椎名誠に、今どう思っているかきいてみたい。

  • 男の子を育てるのって、難しそう。
    だけど、こうありたい、目指したかった。
    また1から子育てできたら・・・

  • 旦那と喧嘩したときや、子供にイラッとした時に読むと、気持ちが落ち着く本です。

  • 会社の先輩オススメの私小説。弊社には、椎名誠ファンが多いな。岳可愛いなぁ。彼の成長っぷりに読んでるこちらまで微笑ましく優しい気持ちになれる本。

全239件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×