69 sixty nine (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2986
感想 : 403
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087496284

感想・レビュー・書評

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  • いやっほーーーぅ

    って感じのテンションが最初から最後まで続いて
    読んだあともすっきり☆


    「~~~というのは嘘だが」

    という主人公の妄想に終始だまされたくなる
    (最初はだまされまくった・・)
    勢いがびゅぉ~んっておもしろし~

  • 佐世保などを舞台とした作品です。

  • 面白い青春小説

  • こんなオッサンでも若かりし頃の怒りをなくさずにいるんだよ!なんだかすごく安心したよ。

  • @yonda4
    村上龍さんのあとがきが胸を打つ

    楽しく生きるためにはエネルギーがいる。
    戦いである。
    わたしはその戦いを今も続けている(あとがきより)

    僕の人生は退屈だ。社会人になって5年、だんだんと家畜になりつつある。その事に気付かせてくれた。

    退屈は強敵だ。かなう相手じゃない。
    でも戦わないと。家畜のままでいたくないから

  • 2011/03/22
    コインロッカーベイビーズの筆者の作品だとは思えない。青春の楽しさを描ききっている。

  • ちょうおもしろかった。一息に読んだ。

  • 映画化されたそうです。大正解だと思います。
    これはもう、キャラクターとかストーリーとかよりも、その時代背景と雰囲気が一番の売りですね。

    実際内容とかあんまり憶えてないですし。


    1987年の熱さは21世紀、ゆとり世代には無理って事かもしれませんw


    でも村上龍って、やけに音楽にこだわるよな~・・・
    この人の雰囲気作りはうまいと思った。

  • ケン達がうらやましい、
    今思い返すと、そんな感想がでてきた。
    この手の書き方の小説はあまり読まないが、
    ほんと、楽しいの一言につきる。
    わくわくした。

  • 前日読んだ村上春樹氏の本に、村上龍と親しいということが書かれていたので、これもいいきっかけだと思って、初めて龍作品を読んでみました。
    この本が合わなければ、ほかの作品は難しいかなと思いつつ。

    自伝的要素が多分に含まれた、青春小説。
    頭の回転が速い主人公ケンは、とかく目立つためになにかと事件を起こすため、リーダー的存在でありながら、教師達には煙たがられる存在。
    親友アダマ、彼が思いを寄せるレディ・ジェーンなど、彼を取り巻く人物も多彩で、描写も優れています。

    全編にわたって青春のパワーがはじけ散っている小説。
    ただ、九州の方言に慣れていないため、会話がまっすぐ頭に入ってきにくかったです。
    あとは、当時の社会背景が、微細な部分まではよくわからず、思ったよりもうわべ的な読み方しかできなかった気がします。

    勢いがあるジューシーな物語ですが、私の好みではありませんでした。
    この作品を取っ掛かりとするならば、ちょっと私に龍作品は無理そう。

    川崎市立図書館で借りたこの本には「フロンターレ寄贈」のシールが貼ってありました。
    サッカークラブも、文化的な地域貢献をしているんですね。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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