- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087496284
感想・レビュー・書評
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佐世保などを舞台とした作品です。
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面白い青春小説
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こんなオッサンでも若かりし頃の怒りをなくさずにいるんだよ!なんだかすごく安心したよ。
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@yonda4
村上龍さんのあとがきが胸を打つ
楽しく生きるためにはエネルギーがいる。
戦いである。
わたしはその戦いを今も続けている(あとがきより)
僕の人生は退屈だ。社会人になって5年、だんだんと家畜になりつつある。その事に気付かせてくれた。
退屈は強敵だ。かなう相手じゃない。
でも戦わないと。家畜のままでいたくないから -
2011/03/22
コインロッカーベイビーズの筆者の作品だとは思えない。青春の楽しさを描ききっている。 -
ちょうおもしろかった。一息に読んだ。
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映画化されたそうです。大正解だと思います。
これはもう、キャラクターとかストーリーとかよりも、その時代背景と雰囲気が一番の売りですね。
実際内容とかあんまり憶えてないですし。
1987年の熱さは21世紀、ゆとり世代には無理って事かもしれませんw
でも村上龍って、やけに音楽にこだわるよな~・・・
この人の雰囲気作りはうまいと思った。 -
ケン達がうらやましい、
今思い返すと、そんな感想がでてきた。
この手の書き方の小説はあまり読まないが、
ほんと、楽しいの一言につきる。
わくわくした。 -
前日読んだ村上春樹氏の本に、村上龍と親しいということが書かれていたので、これもいいきっかけだと思って、初めて龍作品を読んでみました。
この本が合わなければ、ほかの作品は難しいかなと思いつつ。
自伝的要素が多分に含まれた、青春小説。
頭の回転が速い主人公ケンは、とかく目立つためになにかと事件を起こすため、リーダー的存在でありながら、教師達には煙たがられる存在。
親友アダマ、彼が思いを寄せるレディ・ジェーンなど、彼を取り巻く人物も多彩で、描写も優れています。
全編にわたって青春のパワーがはじけ散っている小説。
ただ、九州の方言に慣れていないため、会話がまっすぐ頭に入ってきにくかったです。
あとは、当時の社会背景が、微細な部分まではよくわからず、思ったよりもうわべ的な読み方しかできなかった気がします。
勢いがあるジューシーな物語ですが、私の好みではありませんでした。
この作品を取っ掛かりとするならば、ちょっと私に龍作品は無理そう。
川崎市立図書館で借りたこの本には「フロンターレ寄贈」のシールが貼ってありました。
サッカークラブも、文化的な地域貢献をしているんですね。