楊令伝 4 雷霆の章

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712124

感想・レビュー・書評

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  • 遼崩壊後の燕雲十六州を巡る攻防が面白い。新しい国を夢見る遼の3将軍と宋の超安のぶつかりあいが良かった。戦闘シーンがリアルで、男たちの息づかいが聞こえてきそうだ。南も童貫が泥沼の戦いを繰り広げる。その間、梁山泊は力をのばす。

  • 2013/04/04 【古】105円

  • 北と南で戦いが本格化する。

    呉用はどうする、どうなる?

    王母の息子たちの語らいはなんとも云えない良さ

  • 王母が亡くなってから、子午山で生まれなおした6人が語らうシーンが好き。
    馬麟の「ここにいる六人と、武松を入れた七人は、終生の兄弟ではないか」
    には感動。

  • 王母の息子6人で酒呑むシーンいいなぁ。
    死んでも心の中で生きる。会えないけれど一番近くにいる。
    最近花飛麟好き。

  • ☆3.6やっぱり楊令がスーパーヒーロー過ぎるんだよなぁ~。方臘の宗教反乱と、呉用の行く末が楽しみ。

  • 北は遼禁軍と南は宗教指導者方臘軍と、南北に2つの敵を持った宋禁軍の戦いが面白い。お互いの利害関係で敵味方が錯誤する捻じ曲がった状況に、頭領として揚令を迎えた梁山泊がどう絡んでいくのか。

  • やっぱり、北方さんの戦いのシーン記述は迫力があるね!

  • 江南における方臘の乱が激化し、北方でも燕雲十六州の回復が急務になった宋は、ついに禁軍を二分し、二正面作戦へ。
    北方へ向った趙安は、新独立国「燕」の建国を目指す耶律披機、蕭珪材、耶律大石ら旧遼軍の名将らとの激戦を展開。
    南方へ向った禁軍元帥・童貫は喫菜事魔の100万信徒らによる「度人」を打ち破るべく、恐るべき殺戮を繰り広げる。
    その間隙を衝いて、楊令率いる梁山泊軍も大きく動き出す。

    『楊家将』、『血涙』の流れを汲む名将・蕭珪材が登場!
    さらには中国史上に永遠に名を刻印された売国奴・秦檜も!
    そして梁山泊戦士たちの母ともいうべき、王母様が・・・

    ニン、トン♪

  • 梁山泊の花飛麟、宋禁軍の岳飛。敵味方に現れた次の世代のリーダーが力を付けていく様が、清々しい。膠着した南、次の局面へ移る北、どうなるのかな。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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