マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

著者 : 小路幸也

• 集英社 (2009年4月24日発売)

感想・レビュー・書評

[奏多さんの感想 · 2012年1月19日]

時々読み直したくなるシリーズの番外編？です。何だか、温かい人というか、真っ当な人ばかりで癒されます。とても楽しめました。図書館で読んだのですが、家にそろえたいなぁと思ってしまいます。

[leroy-schwartzerさんの感想 · 2012年1月15日]

東京バンドワゴン４作目
番外編というべきか
サチおばあちゃんがどうして堀田家に嫁いだのか、終戦後の出来事が語られる

[ともりぶさんの感想 · 2012年1月6日]

シリーズ番外編。これだけ読んでも面白いけどシリーズ読んでるといろいろつながる部分があるのでより面白い。魅力的な人ばかり。あの時代にモヒカンなんていたのか気になる。

[茶福豆さんの感想 · 2011年12月22日]

東京バンドワゴンシリーズ第4弾は番外編。
寛一とサチの出会いと成長を主軸に物語が進んでいきます。
今までアットホームな雰囲気で終始和やかだったほかの物語とは違い、今回は国家機密文書を巡り危険なトラブルに巻き込まれドキドキハラハラするストーリーになってます。
個人的にはシリーズの中で一番好きです。
是非読んでほしい！

[osome24さんの感想 · 2011年12月20日]

堀田家のお父さん勘一さんと
亡くなったお母さんサチさんの出会いが書かれています。
サチさんは、子爵のお嬢さん。
勘一さんは医学生。
堀田家も由緒ある家柄です。
戦後間もなくの時期だからこそのお話だと思いました。

[toshi_koikeさんの感想 · 2011年12月4日]

番外編、とも呼ぶべき、サチの物語。
なんか、すごくほっこり、温かい気分になれます。
書いてある内容は終戦当時のきな臭い世の中、みんなで助け合って、とこのシリーズのずっと変わらないテーマそのもの。
ちょっとご都合主義なところもあるけど、そんなの関係なく、いい小説です
今年、最後にこのシリーズに出会えてよかった。

[こたさんの感想 · 2011年12月4日]

サチおばあちゃんはやっぱりかわいい。このシリーズはどこかほんわか温かくて良い。続きも買います。

[ikkeiさんの感想 · 2011年11月16日]

どこまでも、続編を期待してしまいます。

[アリスさんの感想 · 2011年11月8日]

【感想ＭＥＭＯ】
　
勘一お祖父ちゃんの若かりし頃、サチさんとの出会いとその後の事件などなど、なかなか読み応えのある１冊でした。
それにしても、勘一お祖父ちゃん格好良い！ 漢だね～。
　
【気に入ったひとこと】
　
「何かを得た人間は、その得たものをどう使うかで値打ちが決まるとねぇ」(p.97より)
　
十郎さんが、勘一さんの父・草平さんに諭されたことば。
得たものが大きければ大きいほど、難しいのかもしれないって思う。
　

[河童猿さんの感想 · 2011年10月26日]

東京バンドワゴン_シリーズのプロローグですね…。

サチおばあちゃんが、お嫁に来たときのお話…。

シリーズのテイストもそのままに、
キュートなお話に仕上がっていたと思います…。

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』（祥伝社）、『素晴らしき国 Great Place』（角川春樹事務所）、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』（以上、PHP文芸文庫）などがある。