マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

著者 : 小路幸也

• 集英社 (2009年4月24日発売)

感想・レビュー・書評

[なっちゃんさんの感想 · 2013年12月15日]

サチと勘一の出会いの話。こんなロマンチックなことが最初にあったら、そら勘一にメロメロになるなぁって思った。勘一が芸術の才能があったのが興味深かった。

[msatoe2mrさんの感想 · 2013年12月14日]

東京バンドワゴンの番外編。
小路さんの物語作りの妙を観るようです。物語にずんずん引き込まれていき、手に汗握る面白さに参りました。
勘一とサチの物語です。同時に東京バンドワゴンの本当の意味の誕生の物語ですね。暖かく生きる勇気も与えてくる良書です。

[chifuyukさんの感想 · 2013年12月7日]

番外編の長編

面白かったし、勘一の若かりし頃がいいです!
まあ、私の頭の中では若くても平泉さんですが ^_^

[aikido10さんの感想 · 2013年11月8日]

堀田サチさんの物語
子爵の五条辻政孝さんの御息女、咲智子。
家訓が良いね。
<女の笑顔は菩薩である。>

[ijimenairisuさんの感想 · 2013年11月5日]

御都合主義もここまでいくと
清々しいかも？
こんなに登場人物は必要ないよ！
この作者は陸軍諜報部まで
単なる好い人にしてしまった、とほほ
これまでで一番退屈でした。
もう読むのやめたい…
でもこうなったら意地である。

[takep07さんの感想 · 2013年11月4日]

シリーズ第4作ですが、番外編でしょう。
終戦直後の堀田勘一とかずみ等が出てきます。
今まで3作を読んだ印象と勘一が違うところや、こんなつながりがあったのか．．．という意外性が。
このころの「東京バンドワゴン」って現在よりはじけてるかも。
こんな家に育てば、誰だって我南人になるでしょう。
そんな経緯がわかって面白いです。

[makkinnさんの感想 · 2013年10月29日]

　なぜサチが堀田家に嫁に来たかという話。堀田家全員英語しゃべれる。恐るべし！「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なることでも万事解決。」の家訓がすごいねえ。普通の人は、諸問題からは逃げたいんだけど、人情第一の堀田家さすがです。

[のづっちさんの感想 · 2013年10月24日]

人に歴史あり、というけどサチさんにそんな過去が…！
勘一さんスペック高いわぁw

[ayaponさんの感想 · 2013年10月7日]

東京バンドワゴンシリーズ第4弾。今回はサチさんの若かりし頃のお話。サチさん良家のお嬢様だったのね…。だからあんな語り口調なのね、納得。勘一さんカッコいい！二人の馴れ初めは凄くドラマチック！そして、二人の孫が藍子、紺、青とみんなブルー系の名前なのもこういうことなのね。2011/388

[神道りのさんの感想 · 2013年9月21日]

「自分の結婚の時も色々大変だった」的なことを読んだ時からめっちゃ気になってた過去編！
そういうことだったのか！！？

なんか妙に感動しちゃって(笑)

大じいちゃんカッコいい！！！！！

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』（祥伝社）、『素晴らしき国 Great Place』（角川春樹事務所）、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』（以上、PHP文芸文庫）などがある。