マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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  • 集英社
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感想 : 232
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712902

感想・レビュー・書評

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  • 勘一とサチの馴れ初めがおもしろかった。サチの品のよさは御家柄がよかったからなのかと腑に落ちた。時折勘一の父・草平から発せられる言葉が強くて優しくて心に響いた。
    実際にあったんじゃないか?というリアリティさがあって、楽しく読めた。
    勝手にじゃスティングして脳内で映像化しながら読んだ作品。おそらくそうやって読んでいる人が多数いそうな気がする。

  • 今までの東京バンドワゴンがホームドラマで今回はサスペンス映画
    舞台は終戦直後、当然サチさんは幽霊じゃないし、勘一との出会いもあり、勘一の意外な特技や前作まででなんとなく感じていた、東京バンドワゴンが一介の下町の古本屋ではない、そのルーツが明らかに。
    堀田家が愛にあふれているのは、今も昔も変わらない。

  • バンドワゴンシリーズ、
    昭和20年、家族の歴史を遡った物語。

  • このシリーズのなかで一番面白かったかも!
    時代背景とストーリー嘘くさくない程度にマッチしてて、キャラのルーツがわかる感じで、シリーズで読んでる人へのサービス感がある(^^)

  • 戦後の「東京バンドワゴン」です。
    サチと勘一の馴れ初め(?)もあります。

    「東京バンドワゴン」に集まる人達は、個性豊かで心優しい人達ばっかりで、読んでてすごく落ち着きます。
    本の内容はあんまり落ち着いて読める話でもないんですが....

  • アットホームな堀田家、その昔は007なみの事もやっていたのね。

  • 東京バンドワゴン、という一風変わった名前の古書店に起きる家族とそれを取り巻く人間模様…。
    今回は外伝的なお話です。
    昔々の隠された闇の部分にも触れてきます。
    年に一度くらいのペースで続いているロングランなシリーズです
    このペースでライフワークとして書き続けて欲しい作品です

  • 昭和27年のこと。
    いつもの「東京バンドワゴン」の語り手、
    サチさんと勘一さんのお話。

    勘一じいちゃん、かっけー。
    まだ、じいちゃんじゃない時だけどさ。

    堀田家に集まる個性豊かで、とても優しい人達。
    男の人も女の人もみんな魅力的。

  • シリーズで一番面白いかも

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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