浮雲心霊奇譚 赤眼の理

著者 :
  • 集英社
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715897

感想・レビュー・書評

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  • 心霊探偵八雲のご先祖様か?おもしろかったです。

  • 八雲江戸時代版。
    読んでいて色々と突っ込みたいところが出てしまうのも八雲と同じで…。
    一話目の長屋の中で縛られていた姉を弟が助けようとした場面で長屋の中に姉、入り口の外で覗くように弟、その背後に犯人の立ち位置で場面が進んで、いつの間にか姉が助けられているシーン。犯人が長屋の入り口を正面に見ている状態でどうやって犯人に気付かれずに浮雲が姉を救出出来るのだろう。『対峙している隙に』とか書かれているけれど白い着物で夜に動くのはハードルが高いのでは…と思ってしまう。それとも犯人が登場するまで長屋で潜んで…は無いだろうし…。私の読解力が駄目なだけで違う立ち位置だったのだろうか…。
    あと…伊織って男性の名前なのですが…これも何かの伏線で後々意味が出てくるのでしょうか。
    等々、読んでいて「?」となる場面がいくつかありました。
    江戸時代の夜の闇の濃さが読んでいて感じられないのも残念です。時代物を読むと現代とは比べ物にならない程の夜闇の濃さがアクセントになっているのですがこの本ではそれが余り生きていない気がしました。

    私の読み方が捻くれているんだろうなぁ…。

  • 八雲江戸末期編
    赤い目の秘密は明かされないまま進みそうだなあー
    どこで父子が別れたのかも知りたいものだ
    浮雲はいい人そうなんだけどなー

  • 霊より人間の方がよっぽど恐ろしい。
    八十八の絵に心がこもっていくのがいいです。
    シリーズ続くといいな。

  • "『心霊探偵八雲』のルーツがここに!"という煽り文句に釣られて手にしました。

    面白いことは面白いのですが、浮雲と遊山の間がいまいちなぞで終わったので次があるのかと楽しみにしておきます。

  • 姉に何かが取り憑いてしまった。
    一体何が取り憑いて、どうすれば取り払えるのか。

    とりあえず、1話目の小石すり替えがどうやったのか
    かなり知りたいものです。
    どうやって同じような重さの小石を入れたのか…。
    この赤い一族(?)は、この技を
    継承していったのしょうか?w

    皆様色々な理由でやってくれていますが
    最後に出てきた、思いっきり黒幕な人。
    どう考えても、あちらで出てくる人に
    言動が似ている気がしてたまりません。
    という事はもしや??

  • 八雲シリーズの先祖版みたいな話で、言っていること、ノリもおんなじ。もっと違う話を期待していたのに、八雲シリーズを読み返しているような感覚だった。

  • 八雲のご先祖様?
    今後に期待

  • 八雲のご先祖様?なのかな。
    江戸時代の幕末期が舞台。

  • 御先祖?この時代のほうがしっくりくる。面白かった。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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