- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087813197
作品紹介・あらすじ
『天使の卵』から10年。歩太・夏姫、29歳。8歳年下の男に熱愛される夏姫…。再び、あのせつない恋物語が甦る。
感想・レビュー・書評
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消えない後悔抱えて十年。また桜が咲く季節になった。
『天使の卵』から十年後の設定のお話。この話があるから、前作が深みを増す。主人公は新しい人物だが、あの二人はいったいあの後どうなったのかという読者のかゆい所に手が届いた作品。前作があってこそなので、未読な方はまずそちらからおすすめしたい。
本当に言葉ってすごい力があるんだと改めて感じた。たった一言で、人を傷つけるし喜ばせる。何年も前に読んで、気をつけようと思ったことは覚えているのに、振り返ればあの一言は余計だったということが多々ある。そんな自分が厭になるけど、これも抱えて生きていかなければと強い気持ちになれる作品です。 -
完結編。救いのある内容で、でも歩太が彼女を想う様子がやっぱり切なすぎる。夏姫はいいけど、彼の今後は?と気になる…。
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再会した二人は。
人生何があるかなんて誰にも分からないとはいえ、酷い言葉が最期になったら一生後悔し続けるだろうな。
本当のことを話しても疑われるだけなら兎も角、話し辛くとも事情を伝えておくぐらいしたら不安にならないだろうに。 -
感想記録なし
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後悔していることを赦されたい時に
この本をまた読みたい -
★2.5