ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 453
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088452517

感想・レビュー・書評

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  • ジェローデルのエピソード、よかった♪
    彼がそんなにも昔からオスカルを特別に思ってたことが知れて。
    それだからこそ、心から思ってるからこその引き際のよさだったんだな、、、と。

    ラストの彼のモノローグがめっちゃいい♪
    ジェローデルっぽいぽい!

  • 登場人物の誰よりも気がかりだった、あの知恵者のご令嬢の「その後」が少しだけ分かったのが個人的には収穫でした。
    お話としてはやっぱり著者の愛の深さ故か、アランの中編エピソードが最も面白いと感じました。他の話は頁数も短くスケッチ的要素が強いですので。
    著者の絵柄は40年前とは当然異なりますが、以前に執筆された「外伝」に比べると、かなり意識的に連載当時の絵柄の華やかさを取り込もうとしていると感じられました。もちろんマーガレットという雑誌のコードを念頭に置いた結果とは思いますが……。
    読む前は、「まあ余録だし、そんなに期待しても仕方ないかな?」と思っていましたが、読後は「これならまた新作を読んでみたい」という考えに変わりました。

  • 初版 帯

  • 懐かしい「ベルばら」キャラたちに再会できるなんて! 「エロイカ 栄光のナポレオン」にもロザリー、ベルナール、アランは出てましたが、アンドレやジェローデルのエピソードはさらに嬉しい!
    ル・ルーが「オスカルお姉ちゃまそっくり」の美人さんに本当になりそうなのもいいですね。

  • 「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展」を見に行って8年前にエピソード編が出ていることを知り、早速図書館で借りました!絵も当時と比べて変化しているし、少し心配して読みましたが、当時のイメージそのままで、ベルばらの世界に引き戻されました。

  • 「ベルサイユのばら」を読まないで、このシリーズを読まない人はいないだろうが、正直、絵が受け入れ難くなっている。作者も年を重ねたし、読み手の見方も違うせいだろうが…。脇役達の後日談や前日談が多い。アンドレを想い続けたクリスティーヌは可哀想。別れのシーンも、アンドレはクリスティーヌの事はどうでもよさそうな様子で、しかも忘れ去っている。ジェローデルも幼い頃からオスカルを思い続けていた。オスカルも忘れ去っているけど。ル・ルーちゃんはすごい美少女になっている。男達を圧倒させるほど。この子が見たくて、この巻を買った。

  • 4人の男にフィーチャー。
    ・アンドレ。幼き頃の婚約者。
    ・ジェローデル。少女オスカルとの対決。
    ・フェルゼン。その後。
    ・アラン。その後。妹を捨てた男との邂逅。

  • うーん…。絵が…。
    変わった、というよりどうしても劣化して見えちゃって、ちょっと悲しい。
    力強さが無くて生き生きとしてないのよね…。

  • あの後の話とかちょこちょこ出てくるので全巻まで読んでから読むべし
    ってか読まないと誰が誰やら・・・

  • 40年ぶりの「ベルばら」正編の新刊として登場。アンドレ、ジェローデル、フェルゼン、アランのエピソードが描かれる。革命後の日々が描かれうフェルゼンとアランのエピソードは、ちょっと悲しい。彼らにとって、人生のクライマックスはオスカルやアントワネットとともに過ごした日々だったようで、その後は後日談のように生きてしまったような感じがする。
    各編は短くてやや消化不良。おなかいっぱいにならない感じ。それは、絵のタッチも影響していると思う。40年たてば同じ作者といえど画風が変わるのも当然なんだけど、「ベルばら」の濃厚な感じがしてこないんだよね。それに「ベルばら」の外伝といえば、「黒衣の伯爵夫人」とかルルーちゃんが活躍するのとかが過去にもあって、これらは正編扱いになってないけど、それらに劣る。それもこれも時の流れと、短いということが元凶なんだろうな。

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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