- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088453415
感想・レビュー・書評
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性別関係なく、ホントに楽しめるラブコメ
大きな賞を貰えなくても、この作品の好さが翳る訳じゃ無いが、一ファンとしては、そろそろ、タイトルを取ってもいいんじゃない、と思ってしまう
この『高台家の人々』も3巻目で、私の拙いレビューに目を通してくれている人で内容を知ってない人はいないと思うが、一応、ざっくり説明を
容姿が並みでヒロインらしくない、妄想が趣味を通り越して呼吸同然の平野木絵と、凄まじいレベルのイケメンである高台光正の恋愛が主軸になる恋愛漫画なのだが、既存の作品と違うのは光正が「他人の心を読めてしまう」能力の保有者であり、彼だけでなく、祖母・妹・弟も同系統のチカラを持っている
彼らは自分の能力と折り合いをつけつつ、たまに振り回されたりしながらも、自分達の恋愛と真っ向から向き合っている
そんなファンタジー要素と、恋愛要素の絶妙なバランスが、この『高台家の人々』の他の作品にはない無二の強みだ
と言っても、この3巻の主役は、表紙を飾っている、高台家一族の中でも、心を読む力を持っていない一般人(?)の、光正さんの父・茂正Jr.(通称はマサオ)と母の由布子さんだが
前半は尋常じゃないくらいに我の強い由布子さんが、アンさんの誘導で嫁にする事を頑として認めていなかった木絵を教育し、一族に迎え入れる覚悟を決めるまでを描き、後半はマサオと由布子さんの恋の馴れ初めが描かれている
個人的には、後半の方が好きだ。ごくごく普通の恋愛事情も、読心能力者の視線から見て、ほんの少しお節介を焼かれるだけで、こうも面白い展開になるのか
素直すぎる男と、素直じゃない女の仲を取り持ち、間を狭める恋のキューピッドが常に可愛い、とは限らない。時には、欲望丸出しの小悪党がいたからこそ、愛が深まる
ある意味、この3巻で読み手に強烈な印象を与えたのは、ナイシアシストをしてくれる大垣弥生さんだろう。見習えない言動ばかりだが、厳しい世の中、彼女のような押しの強さと狡猾さは確かに必要だ。なのに、何故、弥生さんは望んだ結果を出せなかったか、欲を出し過ぎたのも大きいが、何より、心を読め、人の美醜を長年、目の当たりにして来たアンさんの方が何枚も上手だった、それだけだ
個人的にお勧めの話は、第17章。読心能力を持たず、一般人でも持っている空気を読むチカラをまるで発揮できてないマサオさんだが、違う味方をすると、彼が一番、腹の中が読めないな。由布子さんの旦那で、光正さん達の父親だけある。この人メインの話もいつか、読みたいもんだ・・・でも、人気が出なさそうだなぁ
この台詞を引用に選んだのは、この巻で最もハッピーなシーンだからだ。やっぱ、人間、素直になるべき時は素直になるべきなんだろうな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
光正の両親の馴れ初めがメインの回。キツくて嫌な感じの母親として出てきたけれど、一本筋が通っていて一生懸命な学生時代の姿が描かれて、ちょっと好感度UP。性格にギャップのあるカップルっていい。(特にオトコがボーッとしてると)
このマンガの他人の心が読めるっていう設定に、相変わらず変に緊張してしまう。 -
木絵ちゃんを嫁と認めない光正さんのママ。
“王子様“との恋を信じられない木絵ちゃんには抵抗する術もなく…、だったのだけど、そこへイギリスからお祖母ちゃんが助っ人としてやってくる。
セレブママの気持ちをほんの数言でガラッと変えてしまうお祖母ちゃんは只者ではありませんね。\(^o^)/
そして、木絵ちゃんの妄想は一層バージョンアップしていき、ママとパパの馴れ初めなんて、ミュージカル仕立てなんだもの。(#^.^#)(#^.^#)
光正さんが木絵ちゃんを好きになったのが、ホントによくわかります。
それにしても、会社で同僚や上司の心の声が全て聞こえてしまう光正さん、しんどいだろうなぁ。これはホントに可哀想だし、だからこその木絵ちゃんなんだね。 -
パパンとママンの出会いも木絵の妄想ではミュージカル仕立て(笑)そして、若かりし頃のママンの平手がテニスのバックハンド(スライス系か?w)でKYマサオの右頬にクリーンヒット!最初は裏拳かと思ったから、バックハンドの単語を見て一安心だったわ。で、最後まで読むとビーフシチュー食べたくなるね。
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由布子さんとマサオの馴れ初めが素敵。
由布子さんが一気に好きになった。
弥生さんが二世代で役に立ったのは笑った。
最後の光正さんの会社でのお話もすごく好き。 -
森本さんの漫画は本当に独特だと思う。唯一無二の空気感で、安心して笑えます。最終的に皆さん素敵な方ばかりで癒されました。
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高台ママが可愛い
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マサオさんちょう色男。
木絵のことを可愛いと思う光正さまが可愛い。
面白いけど、この漫画はいつ終わっても大丈夫だなあと思った3巻。 -
【➊~❸を読んで】
久しぶりに大笑い。 -
段々面白くなってきてムフフと笑ってしまう。