うしおととら 1 (少年サンデーコミックスワイド版)

著者 :
  • 小学館
4.11
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本棚登録 : 654
感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091258618

感想・レビュー・書評

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  • 私が読んできた中でも文句なしのザ・ベスト・オブ少年漫画。
    熱い!なのに切ない!こんなに名言が多い漫画も珍しい!
    全部いいんだけど、個人的にふと思い出すのは「まっすぐにたってるか」と「おまえはそこでかわいてゆけ」。
    単行本で33冊揃えているけど、コレ(愛蔵版)だとまた特典があるらしいですね。
    …また揃えようか検討中。

  • 1〜33巻

  • 単純に勧善懲悪。でも、にんげんが胸に迫る。泣きました〜

  • これはかなり前の作品だが、全編を通して作者の人生観というか読者に想定している子供たちへのメッセージ性が強い。人間としての心持を伝えようとしているといえばいいのだろうか。主人公のまっすぐな強い意志と、多種多様な登場人物との対比でそれは描き出されている。かといって、説教くさくはなくエンターテイメントとして非常に高いクオリティを持っているし、伏線をこれだけ張りまくって、それをきちんと収束させて完結したマンガはあまり無いと思う。この物語の主役とも言える獣の槍を手に入れた少年「うしお」と、封じられていた妖怪「とら」の絡みは秀逸だ。個人的には登場人物の「とら」を大人の象徴として読んだが、その“とら”が主人公の気持ちに次第に打算を超えて応えて行くのは個人的には心を打たれた。この作品のあまりにもまっとうすぎる価値観は逆に今読んでも響くし、男性なら少年期への憧憬をかきたてられること間違いなし

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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